2014年8月23日土曜日

帰国後研修

日本に帰国後翌日に授賞式があり、1か月後に進路開拓向け研修が4日間ありました。進路開拓向け研修は、ここ数年で始まった取り組みであり内容は、主に2つです。自分が行った2年間の活動の振り返りと経験したことを第3者に分かりやすく伝えていく練習をする場です。それとともに帰国後の進路を決めるときに受ける会社の面接の練習も内容の一部にありました。


2年間の振り返りでは、活動していくときに自分がどういった時にやりがいを感じ、モチベーションが上がったのか。また、どういった時に落ち込み、そこから這い上がったのかを振り返る場でした。改めて自分の活動を振り返ることで自分の強みや弱みを知るいい機会に繋がり、新たな自分の一面を見ることができました。

面接練習では、面接官をやるグループ、立ち振る舞いを審査するグループ、そして面接を受けるグループにそれぞれ分かれます。自分の立ち振る舞いをビデオに撮り、面接練習終了後に皆で見てコメントを交換し合う場が設けられます。自分の姿をビデオに撮り皆と見るのはなかなか恥ずかしかったです。しかし、ビデオ観察をすることで普段自分が話している時の表情や立ち振る舞い、癖などを知ることができ、いい勉強になりました。

研修を通して感じたことは、自分が経験したことを言葉に表現して分かり易く伝えていくことが以外に難しかったということです。研修で学んだことをこれからの就活活動や日本社会で生かしていけたらと思っています。

アフリカ気分に浸りのんびりしていた私の気持ちが、研修を終え一気に日本の現実へと引き戻された樺島からでしたぁーー


2014年8月16日土曜日

ザンビアの学校でよく見かけるもの

休み時間や放課後に学校の周りをうろうろしているとカメラを持った生徒がウロウロしています。何をしているのかと彼らの様子を見ていると生徒の写真を撮っています。
話を聞くと、何やらお金を払って写真をとってもらっているそうです。写真を撮っている生徒が持っているカメラは、日本ではあまり見かけなくなったフィルム式のカメラ。休日にカブエまで行き現像しているみたいです。

ある日のこと。午後の授業が終わって学校の中庭を歩いていると教え子に話しかけられ、ついていくと写真を撮ろうと言われ写真をとりました。「現像できたらあげるね」と言われその場をさりました。
後日に生徒に呼ばれていくと、彼は嬉しそうに写真を見せてきました。確かにいい写真だなと思ってみていると、「先生あげるよ!」と言われ写真を1枚もらいました。

帰ってから「現像された写真もいいなあ」と思いながら改めてもらった写真を眺めていました。
写真だけでなく、彼らになにかを残せるといいなあ!この写真がそう思わせてくれました。有言実行できるようにがんばらないと!


2014年8月8日金曜日

2年ぶりの日本、ただいまぁ~~~!!

活動を終え、日本に無事に帰ってきました。ただいま~日本!!!
ほとんどの人がスマートフォン使っている、メールよりLINEでのやりとりなど2年前の日本とはだいぶ変わっていてビックリです。まるで浦島太郎、いや、浦島純子状態です。


今回は、2年ぶりの日本に帰ってきたことで感じたことを書いていきたいと思います。
まず、日本のお酒や食べ物のバラエティーの多さ!
注文したらすぐに食べ物が出てくる!
店員さんのサービスの良さ!

そして、何も心配しなくっても出る電気、水。水道のお水が飲めることのすごさ。
何もかもがとても便利!!だけど、周りを見渡せばどの人も携帯に忙しくせかせか歩く姿。ザンビアでは自給自足の生活で大変に感じることもありますが、周りの人々とのコミュニケーションや繋がりを大切にする文化がある。ザンビアののんびりした生活や文化に慣れてしまった私には、なんだか少しさみしく感じる所があります・・・


しかし、日本もザンビアも独自の国のいいところがそれぞれ詰まっている!決して他国の国みたいに完璧にならなくってもいいのではと思いました。それぞれの国の良さをこれからも出し、他国の良いところを吸収できるなら吸収していけばいいのではと感じました。

ザンビアから学んだことを自分から日本の友達や周りの人々に発信していき、より多くの人々にアフリカへの興味を持って頂けたら嬉しいなー!!それだけでなく、より多くの方々が海外に出ていくきっかけになれればいいなーって!!!!

日本の外に一歩出ることで見えること、感じることなどたくさんある。文化も言葉も異なり生活できるのかと少し怖いかもしれませんが、一歩出ることで自分の視野が広がり、夢が大きくなっていくと思う!!自分がそうだったから。

私の体験談を聞き、より多くの人々が海外へ目を向け、一歩踏み出すことに繋がっていければいいなーと、そんなお手伝いが出来きたらいいなーと感じた樺島でしたーーー。

2014年8月1日金曜日

第6・7回 ザンビア特別教育プログラム赴任前勉強会(指導案検討と模擬授業)

723日(水)に6回目の勉強が開催されました。6回から8回までは、ザンビアでの理科教師の活動を想定し、①指導案検討、②模擬授業(日本語)の実施、③模擬授業(英語)の実施を予定しています。ということで、6回目は中学1年生の理科「光合成には二酸化炭素が必要かを確かめよう」の指導案について、検討会を行いました。



そして、728()の第7回目の勉強会では、上記の模擬授業を実施しました。模擬授業では、ザンプロOG/OBはもちろんですが、他の学生の人にも協力してもらい(元小学校教員や元協力隊等)、7名の生徒役が参加してくださいました。


授業後に協議会を行い、はじめに授業実施者から感想が述べられ、その後、授業についてのコメントが生徒役から挙げられました。具体的には、今回の授業は、班ごとに光合成の実験計画を立てる活動が中心に行われたのですが、複数の実験計画のアイデアが発表されたので、次の授業の時に、複数の実験を行うのか、もしくは、どの班も同じ実験をするのかという質問や、同じ実験計画でも実験結果を比較するような授業もあるのではという提案、複数の実験を行う場合、教員の予備実験がどこまで準備できるのか、実験用具の数や種類の制限といった配慮事項がありました。また、グループ活動における活動人数や、班活動をどのように指導していくのかなど、学級運営に関する話し合いもでき、実り多き協議会となりました。


次は、今回の授業を英語で実際に実施する予定です。

2014年7月21日月曜日

誕生日に必要なもの…?

ザンビアに来て誕生日を祝う場面を何度かみてきました。そのことについて紹介したいと思います。

まず、始めは生徒の誕生日について。
お昼にいつも通りシマを食べに生徒の領に向かうと、生徒がなにかそわそわしているのです。何が起こるのかと思い見ていると、バケツを持ってある生徒を追いかけて水をかけていました。周りの生徒は大盛り上がり。「どうしたの?」と近くの生徒に聞くと、「彼女は今日が誕生日なんだよ」と教えてくれました。どうやらザンビアでは誕生日の主役に水をかけてお祝いをするのが主流みたいです(僕の活動している地域限定かもしれませんが…)。その後もその生徒は何度も友達に砂の入った水をかけられていました。

次は、同僚の誕生日について。
夕方いつものように井戸で水くみをしていると同僚に
「誕生日パーティやってるからお前も来い!」
と言われ、内心「お、おう!わかった。」と思いながら会場にいくとみんな泥酔状態。笑
話を聞いてみると昼から飲んでいたみたいでテンションがものすごく高くびっくりしてしまいました。ザンビアでは楽しくお酒を飲んでいるだけのかなと思っていると、後ろからバケツを持った人が登場。何をするのかと見ている今日の主役である同僚に水をかけはじめました。「Happy birthday!」とみんなノリノリ。どっきりで同僚は怒るのかと思いきや、彼もものすごくノリノリ。その後も何度か彼は水を浴びて楽しい雰囲気でその会は終わりました。

国が違うと誕生日の祝い方も違うんだなあとしみじみ感じました。みんなすごく楽しそうにお祝いをしていて、こういうお祝いの仕方もありだなあと思いながらそれぞれの誕生日を見ていました。
「お前の誕生日はいつだ?」と聞かれもう過ぎたよと答えると、「じゃあ来年だな」という話になっていました。

私がずぶ濡れになってお祝いされる日も来るのかなと思うと、楽しみな気持ち半分、ちょっと寒そうだなと思う気持ち半分でなんか複雑な気持ちになりました。

2014年7月6日日曜日

青年海外協力隊二次選考


こんにちは。ザンプロ参加希望している久保田です。先日630日に、ザンビアプログラムのための二次面接を受けてきました!手応えとしては、うーん…という感じで、何とも言えません(笑)後は結果を待つだけなので、悶々としながら、潔く待とうと思います。

ということで、今回は私が受けた協力隊の理科教育の二次面接について、少しだけご紹介したいと思います。

まず基本的な事ですが、二次面接は、技術面接と人物面接の2つがあり、各15分ずつ行われます。

技術面接はもちろん、理科に関する質問です。私が受けたときは、最初に少し要請について話した後、一問一答のような形式で質問されました。内容としては、中学校から高校までの理科に関しての質問です。得意なのは生物、苦手なのは化学とあらかじめお伝えはしているのですが、もちろんしょっぱなから化学の問題が出ました(笑)

人物面接は、主に事前に提出している応募書類について聞かれました。

面接の前に、ザンプロや協力隊に参加されていた先輩方に、模擬面接をして頂いたおかげで、緊張しすぎずに受けることが出来ました。本当に感謝です。

自分の中で、しっかり準備できていたかどうかに関しては、正直あまり自信がありません。人事を尽くして天命を待つ、ではありませんが、合格させて頂いたときに準備ができているよう、自主勉強会を頑張りたいと思います。

2014年7月1日火曜日

先輩隊員、帰国!!!

広大の先輩である竹内さんと樺島さんが帰国されました。とうとうこの日を迎えてしまいました。というのも「帰国しないでくれ〜!」というのが正直な想いだからです。

二人には一年前のザンビアに来た当初からお世話になりました。ザンビアに来てすぐにUNZAワークショップがあり、当時僕は何も分からなかったので、鶏の子供が親の後ろをただひたすら付いていくように、二人の後ろをただ付いていくだけでした。二人ともワークショップの開催の準備もあり自分自身の発表の準備もあり、とても忙しいはずですがそんな様子はほとんど見せず、むしろいつも笑って元気に過ごしている様子を見せていたので「いつも元気ですごいな〜。」と思っていました。

その後も二人にはいろいろな場面でお世話になりました。

教師会のパンフレット係でお世話になったり、日本文化紹介を開催したり、僕の隊次の歓迎会を中央州で開いてくれたり、一緒に他の隊員の誕生日会を開いたり、一緒に旅行に行ったり、その旅行中に事件を起こして大迷惑をかけたり・・・笑

思い起こせば公私共にいろいろとお世話になったなーと思います。そのどれもが大切な思い出です。

後輩というは先輩の背中を見て行動するもので、先輩の影響を受けて育ちますが、その先輩が二人で本当によかったと感じてます。

二人の先輩から学んだ事の一番大きな事は

「どんな時も前を向いて明るく元気に過ごす!!」

これは生きていく中でとても大事なことですが、時になかなか難しいことでもあります。けど僕が見る限り二人ともどんな時でも元気一杯で過ごしていたのですごいなあと思い、同時に僕も見習おうと思ってました。しかし僕はまだまだ出来ていない時が多いので残りの活動期間で二人に近づけるよう頑張ろうと思います!

最後に感謝のメッセージを。

のぞのぞ、じょにー、二人とも本当にありがとうございました!日本に帰ってからも前を向いて明るく元気に過ごして下さいね!そして今年のUNZAワークショップは東君と渡邊さんと力合わせて行うので心配しないで大丈夫ですよー!^^