2022年7月22日金曜日

2学期の活動 ㏌ウガンダの小学校

 Gyebaleko(お疲れ様です)! 

2020年度ザンプロ生、清水研究室の小田です。
2学期は、体育に加えて算数を教えています。
また2学期は、学校行事が多くある学期でもあります。


★算数

学期初めに力試しテストをしたところ、かけ算・わり算が苦手な子が多いとわかりました。
そこで2学期は、九九を暗記できるよう「Master of Multiplication」という活動を始めてみました。

休み時間に長い列を作って、児童は活発に取り組んでくれています。
基礎計算能力が向上することを願って、この活動を続けようと思います。


★体育

2学期は、体育のカリキュラムでボール競技(フットボール・ネットボール・バレーボール)を教えることになっており、P3からP6 (小学校3年生から6年生担当)まで計4クラスに教えています。

1クラス70~100名に対し、運動できる場所、ボールの数が限られているので、どうやったら1人1人の児童が活発に動けるか、日々考えながら体育をしています。

もう2学期も終わりかけですが、ボール競技の授業はまだまだ課題がたくさんあります。

加えて、地区の小学生ボール大会が開催されました。現在はZonal (地区大会)で、勝ち進んで優秀選手に選ばれるとDistrict(県大会)、National(全国大会)と進んでいきます。

2022年7月8日、19日 に引率しましたが、優勝はできなかったものの、どのカテゴリーでも児童たちは頑張っていました。一緒に放課後練習していたので、負けたときは悔しくて、家で一人泣きました、、、(笑)
何名か次の大会の出場選手に選ばれたので、それは嬉しかったです。


★St. Peter’s Dayで伝統ダンスの披露

このダンスは「マガンダ」と呼ばれるブガンダ族のダンスで、腰を小刻みかつダイナミックに動かすのが特徴のダンスです。私も挑戦してみましたが、腰だけを動かすのは難しく、翌日筋肉痛になりました(笑)

(大学院の)研究に関しては、(現地で)第一回のアンケートを取ったので、次の学期休みで分析する予定です。

2学期はイベントが多く楽しく過ごしています。またこの時期は、乾季で雨が少なく、気候も涼しく旅行におすすめの時期です!次回投稿する時期は、学期休み中なので、休み中にしたことなどを投稿できたらと思います。


2022年7月8日金曜日

ウガンダの人々の暮らし

こんにちは!2020年度ザンプロ生、牧研の横山穂佳です。ウガンダに到着してから、もう半年が過ぎ、徐々に生活にも慣れてきました。現在は1タームに引き続き、実験の補佐をしたり、新たに図書室の整理も開始したりしています。

今回は、ウガンダの人々の生活にフォーカスを当てて紹介したいと思います。

私の学校は地方にあるので、水道は各家庭に通っておらず、雨水を溜めたタンクや井戸から水を汲んできます。写真は私が井戸から水を汲んでいるところで、私の周りでアスカリ(警備員)の方が応援してくれています。

(写真:水くみ)

水道がないので、トイレも水洗トイレではなく、アカユと呼ばれるいわゆる“ぼっとんトイレ”のようなが空いているだけなのが一般的です。

(写真:アカユ)


洗濯ももちろん手洗いで、ジェリ缶(水を運ぶタンクのようなもの)に水を汲んできて、たらいに水を入れて洗います。生徒たちは干す場所がたりないので、芝生の草の上に干しています。そのあと、チャコ(炭)を使ったアイロンで、アイロンがけをします。


(写真:洗濯ものを芝生の上に干している)


電気に関しては先輩隊員の方の話を聞くと以前より安定してきているようにも思いますが、時々停電します。

私の地域に住んでいるウガンダの人々は、料理するときにガスは使わず、チャコ(炭)を使って料理をします。私も最初は炭に火をつけるのに苦戦していましたが、今ではうまく火をつけることができるようになりました。

(写真:マトケの調理風景)

近くにスーパーなどはなく、野菜などは道端で売っています。日によって売られている野菜が違います。豚肉は、イスラム教の方々に配慮して、囲われた小屋の中に吊り下げられており、量り売りされています。鶏肉は私の住んでいる地域ではあまり見かけませんが、写真のように鶏が小屋にたくさん入れられて売られています。日本のスーパーのように、加工され、骨などが取り除かれて売られているのは地方ではほとんどありません。

(写真:野菜が売っているところ)

(写真:豚肉が売っているところ)





(写真:にわとりが売っているところ)





(写真:小さな売店)

ウガンダでは、60%の人々がキリスト教を信仰していて、日曜日になると子どもから大人まで教会に行きます。ヨーロッパや日本でみる教会とはまた違って、手拍子をうちながら聖歌を歌うなど、にぎやかなのが印象的です。

ウガンダでの暮らしは、赤道直下ですが標高が高いため平均気温23度と比較的過ごしやすく緑の自然ヤギやニワトリなどの動物に囲まれる生活を送っています。機会があれば、また少しずつ紹介していけたらなと思います。