こんにちは!2020年度ザンプロ生、牧研の横山穂佳です。ウガンダに到着してから、もう半年が過ぎ、徐々に生活にも慣れてきました。現在は1タームに引き続き、実験の補佐をしたり、新たに図書室の整理も開始したりしています。
今回は、ウガンダの人々の生活にフォーカスを当てて紹介したいと思います。
私の学校は地方にあるので、水道は各家庭に通っておらず、雨水を溜めたタンクや井戸から水を汲んできます。写真は私が井戸から水を汲んでいるところで、私の周りでアスカリ(警備員)の方が応援してくれています。
水道がないので、トイレも水洗トイレではなく、アカユと呼ばれるいわゆる“ぼっとんトイレ”のような穴が空いているだけなのが一般的です。
洗濯ももちろん手洗いで、ジェリ缶(水を運ぶタンクのようなもの)に水を汲んできて、たらいに水を入れて洗います。生徒たちは干す場所がたりないので、芝生の草の上に干しています。そのあと、チャコ(炭)を使ったアイロンで、アイロンがけをします。
(写真:洗濯ものを芝生の上に干している)
電気に関しては先輩隊員の方の話を聞くと以前より安定してきているようにも思いますが、時々停電します。
私の地域に住んでいるウガンダの人々は、料理するときにガスは使わず、チャコ(炭)を使って料理をします。私も最初は炭に火をつけるのに苦戦していましたが、今ではうまく火をつけることができるようになりました。
(写真:マトケの調理風景)
近くにスーパーなどはなく、野菜などは道端で売っています。日によって売られている野菜が違います。豚肉は、イスラム教の方々に配慮して、囲われた小屋の中に吊り下げられており、量り売りされています。鶏肉は私の住んでいる地域ではあまり見かけませんが、写真のように鶏が小屋にたくさん入れられて売られています。日本のスーパーのように、加工され、骨などが取り除かれて売られているのは地方ではほとんどありません。
(写真:野菜が売っているところ)
(写真:豚肉が売っているところ)
(写真:にわとりが売っているところ)
(写真:小さな売店)
ウガンダでは、60%の人々がキリスト教を信仰していて、日曜日になると子どもから大人まで教会に行きます。ヨーロッパや日本でみる教会とはまた違って、手拍子をうちながら聖歌を歌うなど、にぎやかなのが印象的です。
ウガンダでの暮らしは、赤道直下ですが標高が高いため平均気温23度と比較的過ごしやすく、緑の自然とヤギやニワトリなどの動物に囲まれる生活を送っています。機会があれば、また少しずつ紹介していけたらなと思います。