2022年12月14日水曜日

同期派遣のザンプロ生(小田さん)と協働で理科授業!

 みなさん、こんにちは!牧研の横山です。

現在私はエボラウイルス感染防止のため、首都退避しており任地で活動ができていない状況です。
今回は、首都退避の間に、同じザンプロ生であり、同期隊員である小田さんの任地を訪問し、協働で行った理科授業について紹介したいと思います。

<協働授業の様子>

102021日に、小田さんの学校で、協働で理科授業を行いました。90名のP5(小学校5年生相当)と70名のP6(小学校6年生相当)に向けて、それぞれ物の温まり方と音をテーマに視覚的な実験を取り入れた授業を行いました。

実験材料は、塩やペットボトル、石鹸などウガンダでも手に入りやすいものを使用しました。P5の授業では、ペットボトルの口に石鹸水や風船をつけ、手で温めたりお湯につけたりすると、どうなるかという実験を行いました。
ウガンダの理科授業では、予想を立てるということがあまり行われていないため、児童が予想を立ててから実験を行うという点に力をいれました。予想A(温められた空気は上に上がる)と予想B(温められた空気は膨張する)のどちらが正しいと思うか尋ねたところ、予想Aに手を挙げる児童がほとんどで、予想Bに手を挙げた児童は1人でしたが実験終了後、予想Bが正しかったことがわかり、とても盛り上がりました。


<お湯に入れると風船はどうなるかな?>









また身体を動かして、空気の膨張を表現するなどして、より理解を深めることができました。


<どんな模様ができるかな?>



<糸電話を使った活動>






P6
の授業では、ボウル型の容器に黒いビニール袋を貼り、その上に塩をふりかけ、そこに向かって声を出す実験や糸電話を使った活動を行いました。
児童は音量や音の高低を変えてみたり、糸の種類や長さが違うとどうなるか比較したりしていました。
普段目に見えない音を視覚化することで、音が振動によって伝わるということの理解がより深まったと思います。
どちらの授業にも、現地の教員の方が参加してくださり、非常に興味をもってくださいました。

ウガンダの小学校の理科の授業ではとくに、理科室などの設備がないこともあってか、ほとんど実験が行われるということはなく、教員が板書したものを児童が書き写して覚えるという授業がほとんどです。
今後、整った設備がなくても身の回りの物で実験を行うことができるということが教員の間に広まり、暗記型の理科授業から視覚的・体感的に科学的事象について理解できるような授業に変換していくことができたらいいなと思います。

<現地の先生が見に来てくれました>


どちらの授業にも児童がとても楽しんで参加してくれ、いろいろと準備してよかったなと思いました。

そして、今回は普段はそれぞれの学校で別々で活動していますが、協働で授業を行ったことでお互いにアイデアを出し合い、フォローしあいながら授業を行うことができました。


今後もお互いに悩みを相談しあいながら、理科はもちろんのこと、理科に限らず学ぶことって楽しいんだと思ってくれる授業を目指して活動していきたいと思います。