2013年4月26日金曜日

スポーツの季節

 
今年から通常の授業はもちろんのこと、バレー指導も担当することになりましたかばちゃんこと樺島です。ザンビアでは、今タームから来タームまでスポーツトーナメントなどスポーツイベントが盛りだくさんです。スポーツ好きの私にとっては、とても嬉しいタームです。

先月、カブエ内にある高等学校同士のスポーツ大会が行われました。私たちの学校は、男女バレーボール、そして女子サッカーの3チームが出場しました。子雨が降りしきる中、ピィーッと言うホイッスルで始まったスポーツトーナメント。結果、惜しくも優勝はできずに終わってしまいましたが、普段教室の中では見ることの出来ない生徒たちの様々な一面を多く見られることができ、とても充実した一日でした。
 
 
シュートを決め仲間と抱き合いながら喜び合う場面。仲間がミスしたボールを協力してカバーしあう場面。失敗が続き仲間同士言い争い、チーム内の雰囲気が悪くなる場面。相手チームのペースでそのまま試合が終わってしまった場面。

仲間とぶつかり合い気持ちが弱くなってしまう時もありますが、なんといっても仲間同士、チーム内の団結力を深められるのがスポーツの最も素晴らしいところだと思います。私は、スポーツは、勉学では味わえない様々な思いや感情も味わうことができると感じています。「生徒たちにもスポーツを通して、普段感じることのできない思いや感情を味わい、そして経験してもらい、彼らの心の成長に繋げていきたい。」と、ユラユラ揺れるミニバスの中で思いました。

2013年4月21日日曜日

修了しました


原田です。

ついに、修了しました!

ザンプロは、私に大きな学びを与えてくれたプログラムでした。

正直、ザンビアに行く前の私は、教員経験がない状態でザンビアに行く事に戸惑っていました。

しかし、教員経験がなくても、あっても、実際その場に行ってやれることは、自分次第なんだと今は思います。

きっと何年たって経験を積んでも、その時その時で、自分のやれることとかやれないことはあると思います。だから、本当に自分次第なんだと思うんです。

学校で活動していると、自分は何ができているのかわからなくなって落ち込むことがよくありました。

でも、それを人には言うべきじゃないと思い、同じ日本人の隊員にも、ザンビア人同僚にもあまり言えないでいました。

しかし、ふとザンビア人の友達にその悩みをこぼした時、その友達に「大丈夫よ~!」と爆笑ともとれる笑いで明るく返されました。

最初は、「全然私の気持ちが伝わってない」となんだか悲しく思ったのですが、なんだかその明るさに気持が引きずられ、悩んでもいいけど、それを溜め込まないのは私の苦手な事で、でも大事な事だと気付きました。

2年間、の時間なので、簡単にあらわせませんが、行ってよかったと思っています。

よく、周りの友達から私について「ザンビア」のイメージを強く持たれます。

でも、これだけが私の人生の代表にならないような、もりだくさんな人生を送れたらなと思います。

ありがとうございました。

2013年4月16日火曜日

3月のイベント

 ザンビアの3月は、イベントの多い月でした。Women’s day, Youth day, Sports day, Easter holidayなど、街全体がお祭り気分でした!! 

Women’s day では、女性たちが正装をして街を行進します。団体ごとにチテンゲという伝統布で作ったドレスや、スーツを身にまとって女性の日を祝いました。

 
Youth dayでは、学校ごとに子供たちが行進をし、みんなの前で出し物を発表しました。私の学校は、伝統の踊りを披露し、頑張って踊っている姿がとても可愛らしかったです。

Sports dayは、運動会です。機器が揃っていないので、行われた種目は陸上のみでした。短距離、長距離、幅跳び、高跳び、リレーを行いました。全員が全ての競技に出られるのではなく、チームの中で数人が選抜され、その生徒たちが競い合います。2週間ほど前から運動会のためのトレーニング期間があったのですが、ほとんど練習は実施されなく、当日いきなり全力で走った生徒たちは、次々と倒れて運ばれて行きました。この状況に私は驚きを隠しきれませんでしたが、ここでは当たり前のようで、担架も、運ぶ人も、看護師さんもちゃんと準備されていました。ただ、この状況を見て体育の必要性を感じました。私たちは運動をする前に、準備体操をすること、走った後は急に止まってはいけないことを知らず知らずのうちに体育の授業で学んでいます。しかし、ザンビアでは保健体育という科目はまだまだ定着していません。その背景には授業時間、生徒数、教員数など色々な問題がありますが、体育が実施されるようになったら、オリンピックを賑わす選手が生まれるのではないかと期待に胸が膨らみます。また、ザンビア人の身体能力は本当に高く、ほとんど練習はしていないのに高跳びは、女子は140cm以上、男子は160cmまで行きました。幅跳びは、女子は3m以上、男子は5m前後の戦いが繰り広げられました。もっと、運動を競技として楽しめる環境が揃えられたら良いのにと思いました。

 
Easter holidayは、キリストの復活をお祝いする日です。キリスト教徒が多いザンビアでは重要な日とされ、教会ではお祈りをする姿や、学校の敷地を借りてイベントをしている姿が見られました。

このように、様々な異文化を感じることができる機会があり、とても刺激的な月になりました!!日本は、新年度が始まる時期ですね。入学式や入社式など新たな門出を祝う姿が沢山見られると思います。春の始まり、新しい生活の始まりの4月は、ウキウキしてなんだか私は好きです。また、早く桜が見たいなとも思います。みなさんも新年度頑張ってください!!私も引き続き、活動を頑張りたいと思います!!

2013年4月11日木曜日

お世話になりました


 
修了しました、野中です!

323日に修了式と謝恩会があり、24日は引越しとさよならパーティーがありました。

あっという間にたくさんのイベントが過ぎていきました。

 26日には愛媛県庁で赴任先が伝えられ、東予の県立高校で勤務することが決まりました。

現在はその準備に向けてアパート探し、引越し、事務作業などでバタバタしています。
 

IDECには4年間いました。その間に多くの人に出会い、多くのことを学ぶことができました。本当にそう思います。

ザンビアに行ってよかったなと思い、IDECに行ってよかったと思っています。

そう思えるのもたくさんの人が支えてくれていたからだと感じています。その方々に感謝しながら、次の任地でも一生懸命頑張っていこうと思います。

本当にお世話になりました。

ありがとうございました。

2013年4月6日土曜日

子は鎹(かすがい)

 
先日は寮制である私の学校で年に一度行われるPTAミーティングがありました。いずれの保護者も生徒の暮らす寮を具に観察したり、食事内容を聞いたりしていました。その後には「ここはどうなっているんだ。」「ここは修理が必要だ。」など熱心に教師たちに改善を迫っていました。久しぶりに親や親族と会う子どもたちの表情は喜びに満ち溢れていて、一生懸命に学校を案内している様子を見ると、こちらまで幸せな気分になりました。さらに「君がMr.Yamanakaか。子どもから話は聞いてるよ。いつもありがとう。」とわざわざ言ってくれるご両親もいらっしゃって本当に教師冥利につきます。

 
さて、古典落語の人情噺で「子別れ」というのがあります。その後半部分を「子は鎹」と呼びます。「鎹(かすがい)」というのは材木と材木とをつなぎとめるための両端の曲がった大きな釘のことで、この二つの材木が親を、そして鎹が子を表しているわけです。

子を想う気持ちはきっとどこへ行っても変わらないんだろうなと、遠く日本に暮らす両親の顔が思い浮かびました。今日は久しぶりに電話でもしてみようと思います。

2013年4月1日月曜日

訓練所へ出発


もうすぐ訓練所へ出発します!ドキドキ。

訓練所では理科の授業の練習と英語の練習が主で、あと国際協力に関する講義があります。

その中で一番心配しているのは、朝の起床。

毎朝6時に起きて活動するのです!

これまでの僕の生活習慣からするとかなり頑張らないといけない!!ので、しっかりと起きます。

訓練で一番の楽しみなのは、やはり人との出会いですね。

人それぞれバックグラウンドも異なるし、思いも人それぞれだと思うので、たくさん交流して刺激をもらいたいと思います!