2022年6月20日月曜日

寒い季節になってきました

 お久しぶりです。2020年度ザンプロ生、三輪研の太田和希です。

もう6月中旬ですね。日本は半袖を着るくらいの気温になっている頃でしょうか。

ザンビアは1年で一番寒い季節になってきて、最近の最低気温は10度前後です。ザンビアでは12月から4月頃が雨季、5月から8月頃が涼しい乾季、9月から11月が暑い乾季と言われています。

私はなぜか、ザンビアについて調べるまでは、アフリカはどこの地域でも一年中暑いイメージがありました。よく考えるとそんなわけないのですが・・・。

ザンビアに渡航するにあたって気温を調べていたので、かなり寒くなるということは知っていたのですが、広島大学のある東広島市では気温が氷点下になることもよくあるため、ザンビアで10度前後といってもそれほど寒くないのではないかと高を括っていました。寒い時期用に持って来た服は、長袖の服を数着とあまり厚くないマウンテンパーカーだけだったので、先月赴任された新しい隊員の方にお願いして、日本からヒートテックを3着持ってきていただきました。

おかげさまでヒートテックを着て活動できていますが、それでも日々凍えています。同僚の先生には、「日本はもっと寒いんだから、ザンビアの寒さは余裕でしょ?」とよく言われるのですが、その度に、ザンビアの寒さを甘く見ていたがゆえに凍えている自分が恥ずかしくなります。

 

生徒たちは、制服の着こなしに関して厳しく指導されていますが、授業中でもアウターやマフラーの着用は許されているようです。しかし、前回の投稿でお話ししたように、いすが足りないために床に座って授業を受けている生徒がいます。


もちろん教室には暖房がなく、窓も壊れているため冷気がしっかり入ってきて、授業をしている私も凍えるくらいです。そんな中でコンクリートの床に座りながら授業を受けているのはかなり気の毒に思ったので、以前
JICAから感染症対策の一環で屋外授業に利用するために寄付されたプラスチックのいす20ほどを、自由に使えるようにしました。私が活動する学校では備品の管理が徹底されていて素晴らしいのですが、寄付されたいすは鍵のかかる部屋で厳重に保管されていたため、あまり気軽に使える状態ではありませんでした。これはもったいない!と思ったので、いすの保管場所を職員室に変え、必要なときだけ持ち出すことを条件に、生徒が自由にいすを使えるようにしました。職員室にいる教員全員で見守っているので、生徒もルールを守って使っています。

 

今回は、ザンビアの寒さについてお話ししました。最近は風邪をひかないように、家の中でもアウターを着て毛布を被っています。みなさんも、この時期にザンビアに渡航される場合は寒さ対策をお忘れなく!(ちなみに日中は25度を超えることもあるので、インナーを着込みすぎると大変です・・・。)

2022年6月2日木曜日

ウガンダのごはんって?

Gyebaleko!

2020年度ザンプロ生、清水研の小田侑佳です。

今回は「ウガンダの食」についてご紹介します。

 

★学校編

 私の学校は、1日の中でBreak time(10:0011:00)Lunch time(13:0014:00)があります。

Break timeではキャンティーンでおやつを買って食べたり、ポリッジと呼ばれるトウモロコシの粉をお湯で割ったものを飲んだりします。



(ポリッジ)






おやつは、ジャガイモ揚げ、キャッサバ揚げ、パンケーキ、おにぎり、サモサなどが買えます。


(キャンティーンのおやつ)



おにぎりは日本とは違い、握った後にパウダーをつけて揚げたおにぎりです。

(ウガンダのおにぎり)

 

 (給食室 外観)


Lunch time
では子どもたちは給食室の前に列を作って、ポショ(トウモロコシの粉をお湯で練ったもの)に豆のスープがかかったものを食べます。




(↑給食室キッチン)    (↑子どもたちの昼食)


教員にも昼食が提供されますが、子どもたちと違って、メニューが少しずつ変わります。






          

       (↑ポショと豆スープ)         (↑お米と豆スープ)      

以下の写真で出てきますが、マトケは青バナナのことで、黄色いバナナのようには甘くないです。






         

(↑マトケとジーナッツソース)     (↑マトケとチキン)







(↑ポショと魚)        (↑カトゴ キャッサバと豆を煮たもの)

 

★レストランや特別な日のローカルフード

ウガンダ飯の基本は、主食とスープですが、レストランや特別な日は品数が増えます!

 (↓あるパーティーでの食事)







 





★週末よく食べるもの

私は週末、露店で昼食を調達することが多いです。


骨付きどり、 トウモロコシ、フライドポテト、ポップコーンなど様々な露店があります。


(←露店   チップス)

 


その中でも私のお気に入りがロレックス

ロレックスと聞くと某有名時計店を思い浮かべる方が大多数ではないでしょうか?

ロレックスとは薄焼き卵とチャパティ(小麦粉の薄焼き)を巻いたものです。

「卵を巻く」という意味のRoll eggsをもじってRolexとなったようです。




(ロレックス    見た目)

 





チャパティと卵のほかに、キャベツ、トマト、玉ねぎ、ピーマンなどを入れてくれるロレックス屋さんもあります。





(ロレックス    中身)

 





ロレックス屋さんの目印は、卵と以下の写真の丸い鉄板です!




(ロレックス    鉄板)

 





ローカルな場所では1つ10002000UGX(3264)とお手頃価格です。

お店によっては、価格は上がりますがチキンが入ったりしているので、いろんなところのロレックスを試してみてはいかがでしょうか。

  

★こんな魚料理も!

週末遠出した際に、レストランで食べました。

臭みもなく美味しかったです。





(レストランでの魚料理)

 

 



ウガンダに来られた際は、ぜひいろんな地元食をトライしてみてください。

 文・写真)2020年度清水研/小田