2013年7月26日金曜日

担任として

 
ザンビア=アフリカ=暑い。そんなイメージを持っていました。しかし、毛糸パンツにジャージ、モコモコ靴下で夜を過ごすくらい寒い日々が続いています。本来ならば寒くて、外にはなかなか出たくありませんが、1つだけ外に出たい理由があります。それは、星がとってもキレイだからです。まさか自分の任地で流れ星が見られるとは思わず「うわぁー!」と声をあげて、感動しちゃいました。毎日、忙しい生活を送っていますが、カブエの大自然には心が癒されます。特に今タームは、前タームと比べると、毎日が風のように過ぎていく忙しさです。なぜなら、今タームからG9の担任となったからです。G9とは、国家試験を控えるとても重要な学年。そんな重要な学年の担任を任せられ、「本当に自分は大丈夫なのだろうか?」と、不安や心配でいっぱいでした。しかし、任せられたからには、「全力で取り組みたい!」そんな思いでかばちゃんの担任生活の始まり始まりです。しかし、予想以上に学級運営は大変。特に私の受け持っているクラスは、やんちゃな生徒が多く集まっているため、教師たちを悩ませています。私もその悩んでいる教師の一人です。

 
授業中のおしゃべり、携帯いじりで話を聞かない、掃除はせずにそのまま帰宅、クラスの女子生徒の妊娠発覚、中間テスト前の急な登校等、問題ばかりで、ある意味、有名です。生徒が何か問題を起こせば、担任の先生が呼び出され、成績や出席率が悪いと・・・何をするにしても担任が全て責任を取らなければならない。担任を任せられてから毎日がプレッシャーの日々で心が折れたり、担任をやめたくなったりしたこともありました。しかし、その生徒たちがG8の頃から数学を教えていたので情があり、何があってもこの生徒たちと最後まで共に頑張っていこうと心に決めました。生徒が安心して学習できる環境づくり、生徒が「このクラスで良かった。」、「楽しいから学校に行きたい。」と思えるような環境作りができたらいいな、と考えています。生徒たちを見ていると「昔の自分も似たようなことしていたなー。」、「先生にいっぱい迷惑かけていたんだなー。」とやんちゃ時代の自分を思い出します。

まだまだ新米のペーペー教師かばちゃん。しかし、かばのように大きな口開けてガァーガァーと生徒指導、学級運営など頑張るぞぉーーーーー!w

2013年7月21日日曜日

ザンビアでの研究計画相談

ザンビア特別教育プログラムでは、
青年海外協力隊としての隊員活動と大学院生としての研究活動を行います。

今回のザンビア特別教育プログラム勉強会では、
ザンビアでの研究計画の相談を行いました。

発表者は青年海外協力隊の二次試験の結果を待っている学生で、
参加者は3つの研究室の学生4名と研究員1名の合計5名でした。

先進国では数学の成績が良いが、数学を嫌いな生徒が多く、
途上国では数学の生成は悪いが、数学が好きな生徒が多いことに興味を持ち、
その関係性を調査するそうです。

研究室が異なったメンバーで議論することで、新たな発見もあり、
参加者にとっても有意義に会となりました。

是非、青年海外協力隊の試験に合格し、
ザンビアで充実した隊員活動と研究活動を行ってほしいです。

2013年7月16日火曜日

背景にあるエピソード:2年間の活動を終えて


先日二年間の活動を終え、日本に帰国しました。帰国にあたって、同僚や生徒、セレンジェの友人が多くの送別会を催してくれました。そのたび毎に多くの思い出が同時に思いだされて、胸が熱くなりました。例えば、学校では職員室でいつまで経っても授業に行かない同僚と言い争って、「ここはザンビアなんだ。お前とは違う。」と言い放たれた時のこと、酒を飲んでいた同僚に「職員室で酒を飲むな。」と大きな声で叱責した時のこと、教科書を貸して、そのままトンズラされた時のことを思い出していました。そして、それらの経験の後1年ほど経過してから、言い争った同僚と「お前が言うなら、わかった。本当のことを言ってくれてありがとう。」と固い握手をしたこと、職員室で酒を飲んでいた同僚の妻が失踪していたこと、教科書を持ってトンズラしたのではなくて家族に不幸があって退職していたことも思いだされました。そのように走馬灯のように蘇る雑多な思い出が繋がり合って、一つの物語になっていきました。表層的な目に見えることだけではなく、その背景にある様々なエピソードに少しずつ気が付いていったのだと思います。最後に一言を託された時、気が付けば図らずも30分も話していたのはそんな物語に気が付いたからだと思います。この二年で数え切れないほどの多くの思い出があります。楽しい思い出もつらい思い出も抱えて、次のステップへ進みたいと思います。

2013年7月11日木曜日

青年海外協力隊の二次試験

先日、青年海外協力隊の二次試験を受けるために東京へ行って来ました。
試験会場に集まった受験者の数に圧倒されました。

人物面接と技術面接が分けて行われ、順番が2番目だったということもあり、お昼すぎには帰れるかなと密かに期待をしていました。

が、期待は見事に裏切られ夕方まで会場に残ることになりました。笑

空き時間がたくさんあったため、同じ列に座っていた受験生の方ともいろいろと面接についての意見交換や志望する職種についての話などたくさん話をすることができました。

肝心の面接のほうなのですが、人物面接ではIDECのことを主に聞かれ、技術面接では、応募した要請の中に物理と書いてあったこともあり物理について多く尋ねられました。技術面接に関しては答えられない部分もありましたが、一生懸命最後まで答えることができました。また、研究に関してもきちんと答えることができ、最後には「がんばって」と面接の先生に言われたことがとても印象的でした。

面接の後には、3月まで通っていた大学に行き後輩や大学院に通う同期と会い、近況を報告したり、お互いの研究の話をしてきました。分野は違えどとても参考になりました。色々な友人に会えたこともあっていい息抜きになりました。

今回の二次試験の結果発表は8月です。1月からのザンビア行きの切符を手に入れることを期待して待ちたいと思います!

2013年7月6日土曜日

送別会


 私が赴任してから、1年が経ちました。この1年なんだかんだで、あっという間だった気がします。そして、一緒に活動を行ってきたザンプロの先輩、山中さんが2年の任期を終へ、日本へ帰国されました。写真は、送別会の時に同期の純子が山中さんへ代理の手紙を読んだ場面です。(協力隊では、恒例の行事として、新しく来る隊員には歓迎会、帰国される隊員には送別会が開かれます。)

思い返せば、ザンビアへ来たての頃、まだ周りのことがよく分からずにいた私たちを、遊びに連れて行ってくれたり、ザンプロのことについて色々教えてくれたり、研究相談をしたり、山ちゃんは沢山面倒を見てくれました^^笑 同僚にも愛されていて、送別会にはザンビア人の同僚が出席していました。充実したザンビア生活を送られていたと思うので、日本での生活に適応できているか心配です…笑。なかなか感謝の言葉が言えなかったので、この場を借りて述べたいと思います。

「ありがとうございました!!日本でもガンバー!!私たちは、きっとUNZAを実現してみせます!!(^O^)/」

そして、新しいザンプロ隊員の益子君が、7月に到着しているそうなので会えるのが楽しみです^^

2013年7月1日月曜日

もうすぐ出発!


訓練生活も無事に終え、もうすぐ出発になりました。いよいよです。

まずは訓練を終えられて出発できることにほっとしています。実は途中で退所になりかけました。笑

訓練中に二回もスタッフに怒られて、次はないぞと言われました。

しかし周りの方たちに支えられなんとか終了できました。本当にありがとうございます!!

そんな訓練を振り返るととても忙しかったですけど、楽しかった印象のほうが強いです。たくさん笑いました。そしてたくさん怒られました笑

一番の収穫は同じ志を持った仲間が出来たこと。

訓練中共に学び、共に笑い、寝食を共にしたので最終日の別れのときは辛かったです。

この二年間辛いことも諦めそうになることもあると思います。

そんな時は訓練を共にした仲間がこの二年間世界中で頑張ってることを思い出し自分も負けずに頑張ろうと思います。

そしてこの二年間精一杯任国のために頑張り、たくさん楽しんできたいと思います!

それでは行ってきまーす!