2011年6月13日月曜日

JETS( Junior Engineers Technicians and Scientists)と生徒と高阪さん


こんにちは、ザンビアより野中です。

先日、僕の住んでいるチョマ地区でJETSの大会がありました。

JETSでは、数学と理科に関するクイズや、テスト、プレゼンテーションなどを行い、他の学校と競い、上位3位までが、次の州の大会に出場できるというものでした。去年も出場し、僕の学校からは1人、州の大会に出場できる予定でしたが、教育委員会がトランスポートを用意できなかったため、当日にいきなり「行けません!」と言われました。

その雪辱を晴らすべく、今回は高阪さんの後押しもあり、JETSに力を入れようと準備してきました。結果は、クイズではプライマリーレベルで6校中1位、ジュニアレベルで14校中1位になりました。生徒が終わった後、抱き合っていたのが印象強いです。テストでは誰も入賞できませんでした。テスト中に他の学校の様子を期間巡視していたのですが、レベルが違うなと感じました。プレゼンテーションでは3人出場し、プライマリーレベル数学で1位、ジュニアレベル数学で3位、ジュニアレベル昆虫学で2位となり、生徒たちは頑張りました。偉いです!州の大会も生徒と一緒に頑張ってきます。

高阪さんの生徒もガスガス入賞して、高阪さんが見たことない笑顔をしていました。そんな高阪さんも月曜からチョマを離れます。すごくお世話になり、感謝しています。そして、協力隊4年目お疲れ様でした。

2011年6月2日木曜日

授業研究ワークショップ

先日配属先で、授業の質的向上を目指した、
授業研究のワークショップを開催しました。

ザンビアでの授業研究の歴史は浅く、
2005年に一部の州で導入され、
現在全国に広まりつつあります。
配属先では、今年度より本格的に授業研究が行われる予定です。

今回のワークショップでは、特に生徒の躓きに焦点を当て、
事前に配属先の教員と、隊員で指導案を作成しました。
当日に、その指導案をもとに議論し、1つの指導案を作り上げました。
そして、その指導案をもとに授業及び授業観察を行い、
討論を通して、次回の課題を明確にしました。


クリックで挿入


クリックで挿入

ワークショップ後の反応や、アンケートから、
授業研究の利点が、配属先の教員に伝わったのでは無いかと思います。

任期も残り10日となりましたが、
配属先の教員が、授業の質的向上を目指し、
授業研究を継続して行ってくれればと思います。