2010年6月2日水曜日

カサマ遠征・前編~JOCVザンビア派遣40周年記念イベント~

今日は週末(21日~23日)にカサマ(ザンビア北部州)で行われたイベントを3部構成でレポートしたいと思います。

ちなみに前編:JOCV40周年イベントby島本、
    中編:日本・ザンビア文化交流会by高阪、
    後編:授業研究ワークショップby野中 でおおくりします。

カサマは首都ルサカから北へ850km、現在5人の隊員が活動おり、ザンビアでは“カサマコーヒー”の産地として有名です。

また、近くのタンガニーカは透明度世界2位(アフリカ2位?) を誇り、数年前には日本から研究者が調査に来ていたそうです。とても自然豊かでキャッサバシマが美味しいところでもあります。

今年はザンビアにJOCVが派遣されて40周年の記念すべき年に当たります。そこで、隊員が中心となり、ザンビア各地で40周年を祝うイベントを実施することとなり、その第一弾が5月21日(土)カサマで行われました。

イベントの趣旨は、これまで40年間共に活動してきたザンビア人への感謝の気持ち表すとともに、今後の更なる発展を祈願するといったもので、

内容は
・ごみ拾い&宝探し
・ブラスバンド(音楽隊員の配属先の生徒)
・ザンビアンダンス
・ロックソーラン
・理科実験、理数科テキスト販売
・日本紹介展示(歴史、隊員活動、習字などなど)
といったもので、北部州の隊員が中心となりイベントを企画しました。

当日は朝早くから、隊員、JICA専門家、隊員配属先関係者などの協力のもと準備が進められ、予定より2時間遅れで始まりましたが、どの企画もザビア人に好評でした!特に、習字コーナーではザンビア人の名前を漢字で書いてあげると、大喜びで「家で飾るよ!!」とニコニコして帰っていくのがとても印象的でした。

今後は、カピリンポシ(中央州、池田研中里さんの任地)、リビングストーン(南部州、木村君の任地)、キトゥエ(コッパーベルト州)、そして最後にルサカと8月までこのイベントは続きます。

40年かけて築きあげてきたザンビア人との信頼関係を再認識し、更なる飛躍を願う良い機会になれば願って、今後も影ながらイベントを盛り上げるお手伝いをしようと思っています。


宣伝のため街を行進する木村さん


会場を盛り上げる、バンド&バトン隊 


会場で理数科パンフレットの説明・販売風景


最後はザンビア人と一緒にソーラン節!