2013年1月26日土曜日

今タームを終えて


9月から始まった理数科教師としての活動。ザンビアに来てから初めての活動となった今ターム。この3ヶ月は、毎日が必死で本当にあっという間に過ぎていったタームでした。今タームを振り返ると本当に様々なことがありました。今月の記事には、今タームで感じたことや学んだことについて、紹介していきたいと思います。

まず、嬉しかったことについて話したいと思います。第一に、同僚との信頼関係が築けたことです。私が、体調を崩した際に心配して、同僚がご飯を作って持ってきてくれるということがありました。また、スタッフルームで恋愛の話をしたり、深い話をしたり。とてもオプーンな関係が築けていることに対して嬉しさを覚えました。また、自分が受け持っているクラスの生徒が数学教えてほしいーと家まで訪ねてきてくれたりと生徒たちともいい関係が築けていることに大きな喜びを感じました。しかし、その反面、残念な気持ちになることもいくつかありました。国家試験を始める前にカンニングペーパーを所持しているかどうかの確認をするため生徒のボディーチェックを厳密に行なわなければならなかったり、ボディーチェックをしたにも関わらず、試験中にクラスの半分以上がカンニングしている姿を見てしまったり。この姿を見て「一体、この生徒たちは何のために学校に来ているのだろうか。」と困惑してしまう日もありました。また、毎日の生活に余裕をもつことができずに、自分自身を見失っていた時期もありましたがクラスマネージメントの仕方など知ることができたと共に同僚や生徒たちとの信頼関係が築けたことで今では気持ちにも大分、余裕が出てきました。本当に色々なことを感じることができたタームでした。しかし、私にとって、2年間の活動の、良いスタートをきることができたタームだったと思います。良いスタートが切れ、いい方向へと気持ちも上がってきていますので1月から始まるタームでは積極的に行動し、さらに活動の幅を広げていきたいと思っています。次タームから、様々なことに挑戦していきたいと思っていますが、それに伴って、きちんと目標・目的を掲げて活動していきたいと思っています。目標・目的を持つことで、自分のすべきこと、そして、自分の目指しているものが明確になり、自分自身を見失うことなく、より充実した活動を送れるのではないかと考えているからです。そのため、2013年は、既述した目標・目的を念頭に、活動していきます。
 

今回の写真は、End of the year partyの写真です。様々なことがあったターム。全てがかけがえのない思い出です。「今タームにお疲れ様!」という気持ちを込めてパァーッと同僚と歌って、踊って、と楽しい時間を過ごしました。そして、何より無事に2012年の活動をこのような素晴らしいかたちで終えることができ、本当に良かったと思っています。バイバイ2012年、こんにちは2013年。

2013年1月21日月曜日

青年海外協力隊の二次選考

どうもこんにちは、M1の益子です。
先日、青年海外協力隊の二次選考を受けに東京に行ってきました。

実は今回が3度目です。3度目の正直ってやつですね。
1度目と2度目は二次選考に進んだのですが、健康診断で引っかかってしまい合格できませんでした。

しかし!!

今回健康診断は無事通りましたーー!!!
よかった、よかった。
残すは面接です。

面接は人物面接と技術面接があります。
今回3度目で聞かれる質問もだいたいわかっているので、大丈夫かなと思っていました。

ですが!!

面接の順番が全体で一番初めだったんです!!
あんなに大人数いるのに、まさかの一番目!?
うそやーん!!

あまりの不意打ちに、動揺が隠せません。
ホリエモンだったら「想定内です。」と言えるところですが、僕は全く言えませんでした。

なんとか正気を取り戻し、無事面接を終えました。
感想としては、あまりうまく出来なかったけど、悪くはなかったかなと思います。
結果は来月に発表されるので期待して待ちたいと思います!

2013年1月16日水曜日

貧しさの違い


みなさん、2013年がスタートしましたが、いかがお過ごしですか?? 私は年越しを、人生で初めて海外で過ごしました。日本は、クリスマスが過ぎると一気に年越しムードがやってきますが、ザンビアにはあまり年越しムードはありません。それでも、私が訪れていたリビングストンでは、新年と共に花火が上がり、メインロードでは交通規制をしてザンビア人が宴を楽しんでいたようです。12月には、南アフリカ共和国のケープタウンへ友人と旅行に行ってきたので、その時感じたことを今回はお話したいと思います。

 
 アフリカの中心国である南アフリカはどのような国なのか、胸を躍らせて行ってみると、そこには大きな貧富の差がありました。高級住宅の横に、ステンレス板で作った家が並んでいるという、衝撃的な光景でした。犯罪が多い国でも知られている南アフリカ、その理由が行ってみてなんとなく分かりました。物心つかない時から、このような貧富の差を見せつけられ、すぐ隣では電気も水道もあり、贅沢な暮らしをしている人達を横目に生活をする。私だったら心が荒んでしまいそうだと思いました。

ザンビアは貧しい国の1つですが、まだみんな同じような暮らしをしているので、アフリカの国の中では犯罪が少なく、穏やかな人が多いのかなと思います。同じ貧しさでも、ザンビアの方が住みやすいと思いました。
 そして、南アフリカの観光地や、大きなショッピングモールの近くには、欧米人が主に住んでいて、少し離れた場所に黒人の人たちが暮らしている。まだまだ、アパルトヘイトの名残がありました。

このような風景を見て、お金もちの人達はどのような感情を抱きながら生活をしているのだろうと、ふと疑問に思いました。南アフリカの政情をよく知らないので、私は何とも言えませんが、貧しさの中にも違いがあることを今回の旅行を通して知った、数少ない経験となりました。

2013年1月11日金曜日

明けましておめでとうございます

今年もよろしくお願い致します。

愛媛に1週間ほどいましたので、IDECに帰ってきて懐かしく感じています。
英語が懐かしいです。学生の英語が速すぎてついていけませんでした。

久しぶりにあったベネズエラのゴンザレスさんはやはり、サワヤカじぇんとるまんでした。

久しぶりにあったルワンダのイマキュリーさんは自分の子どものために日本の算数セットを買いにでかけていました。やはり、優しいママでした。


久しぶりにあったルワンダのクロードさんはこのお正月ずっと飲んでいたそうです。次はいつ飲むんだと言っていました。やはり、飲みすぎロンリーボーイでした。

久しぶりにあったバングラディッシュのカンさんは修論を書き終わったと印刷していました。やはり、カレー作りが上手なだけあって要領いいなと感じました。

久しぶりにあったインドネシアのスバディさんは修論が間に合わないと焦っていました。やはり、かき氷のシロップを愛飲しているだけあるなと感じました。

ザンビアのムワンザさんには久しぶりにも会えませんでした。
 
 
ムワンザさん、学校来なさい。

(翌日にはムワンザさんは学校に来られました)

2013年1月6日日曜日

教師ともう一度出会う

 
学校教育を受けてきたなら、そこには必ず教師との出会いがあります。皆さんはどんな教師たちと今まで出会ってきたでしょ
うか。その出会いによって自分も教職に就きたいと思われる方もいらっしゃるでしょうし、それとは反対に嫌な思い出ばかり思い出されるとおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。各言う私は教師があまり好きにはなれませんでした。今、改めて思い返しても、いまだに好きにはなれなかった理由は見当たりません。思春期には言葉に尽くせない思いがあります。いくら辞書で調べて見て、その言葉を心に当てはめてみても、覆いかぶせない何かがあって、そこが一番大切であると言う事にはうっすら気が付いているのに、どうやってみても言葉が届かない。思春期とはそういうものですから、教師にどんな感情を抱いていたか未だにわからないというのは素直な気持ちと言えば、そういうことなのかもしれません。

今、教師として教壇に立ち、生徒を褒めたり、叱ったりする昔は生徒だった私を可愛い生徒たちはどう捉え、どう感じているのでしょう。それは私にもわかりませんが、今なら生徒を叱って席に戻っていく生徒の背中をどんな表情で教師が見送っていたのかわかる気がします。家路につき、その道中で「ああ、もっとああいう風に言えば良かった。」「あんな風に言わなければ良かった。」と済んだ事をいつまでも後悔し続けるその気持ちがわかる気がします。

ザンビアという国で教師をしながら、私はもう一度、過去の教師に出会う事が出来るのです。これも教師としての醍醐味のひとつなのだろうと思います。任期もあと6ヶ月です。まだまだ未熟な私ですが、今までに出会ったたくさんの先生たちに助けてもらいながら、邁進していきたいと思います。

2013年1月1日火曜日

あけましておめでとうございます


あけましておめでとうございます!
 
3年ぶりのお正月を日本で過ごすことができました!
家族や親戚、おせち料理やお酒に囲まれ、素敵なお正月を迎えました。

一週間くらいの帰省の中で、いろんな人から「ザンビアに正月はあるのか?」と聞かれました。
ザンビアではNew Yearを日本の様にお祝いしなかった気がします。
しかも南半球にあるザンビアなので、暖かいクリスマス&年越しでした。

帰国して1年経っても、友達からザンビアの時の話をよく聞かれます。
ザンビアの位置とシマについての説明がとても上手になりました。
もう、私のことをザンビアと呼ぶ友達もいます。

2013年は、IDEC修了や就職など、たくさん新しいことが待っています。
自分なりに、充実した年にできるよう頑張りたいと思います。

今年もよろしくお願いします!