2022年4月12日火曜日

ウガンダでの活動 (現地より第1報)

 Gyebaleko!

2020年度ザンプロ生、清水研の小田侑佳です。

私達(牧研:横山穂佳/清水研:小田侑佳)は2021年度2次隊JICA海外協力隊として昨年12月より、ウガンダ(新型コロナによる任国振替)へ派遣され、今年の1月末より、それぞれの任地に赴任し、本格的に活動が始まりました。

ウガンダの学校は3学期制で、丁度この記事が投稿される4月15日に1学期が終わります。今回は、配属先に関することと、私が1学期で行ってきたことを紹介します。

私の配属先は、首都カンパラからエンテベ空港方面に25kmほど進んだところにある、Kitala C/U Primary School です。私は小学校3年生、4年生、5年生、6年生の体育を担当しています。1学年1学級で、1クラス50人のところもあれば、100人のところもあり学年によって様々です。




小学校6年生のクラス





現在私は、算数・理科の授業を持っていませんが、空いた時間に先生方の算数・理科の授業を観察しています。

担当している体育の授業では、リレー、身体づくり運動、簡易スポーツテスト、ドッジボールなどをしました。




スポーツテスト(反復横跳び)








ドッジボール



1クラス50〜100人ということもあり、スポーツテスト実施の際、生徒1人1人の記録を取るのがとても大変でした。来年の2〜3月に再びスポーツテストを行う予定です。1年でどれだけ子どもたちが成長するのか楽しみです。


体育の授業をしていて驚いたのが「ウガンダ式真っ直ぐに並ぶ方法」があったことです。

以下の写真の様に、片腕をあげて並びます。




ウガンダ式(チタラ小学校式)整列の仕方





また1学期には陸上記録会があり、引率しました。




陸上記録会 ストレッチの様子





この1学期は体育メインに活動してきました。

算数・理科に関して、1学期末テスト(100点満点)の結果を見てみると、「クラスの最高得点が60点以下」「点数1桁の生徒も多く見られる」と課題が沢山あると感じました。

引き続き、算数・理科は授業観察を行うと共に、2学期からは算数・理科の授業に介入していく予定です。



2022年4月5日火曜日

2022年4月時点の派遣状況(派遣は継続しています)

 新型コロナ感染症の影響で、海外渡航などに制限があり、ザンビア特別教育プログラムにも影響がありました。

先月、3月5日には当プログラム20周年成果報告会を開催しましたが、20年継続していることの大切さ、大変さ、そして多くの方がたの努力と貢献があり続いていることを実感しました。

新型コロナ感染症についても、多くの方々の検討・調整、そして本人の強い意志と希望により、なんとか派遣を行っています。

さて、先日も、将来本プログラムの応募を考えている方から問い合わせがありました。

「ザンビア特別教育プログラムは、新型コロナで今中止になっていますでしょうか」

ご安心ください、とは言えませんが(今後も世界的な感染症の状況は読めません)、現在も派遣は続いております。

ザンビア特別教育プログラムHPのトップページではないのでご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、現在の派遣メンバーを下記から知ることができます。

参加のきっかけ | JICA海外協力隊・広島大学大学院連携 ザンビア特別教育プログラム (hiroshima-u.ac.jp)

最初は安全第一であまり外出せず、まだ活動写真などがないと思いますが、少しずつ、活動中の様子なども現地よりお知らせいただく予定です。

お楽しみに