2015年7月20日月曜日

日本帰国


とうとう日本に帰国しました!2年ぶりの日本!不思議な感覚ばかりです。日本に帰ってきて一週間以上経ちますが感じたことを箇条書きにすると、

  周りの人がみんな日本語話している、話がわかる
  夜でも明るい
  日本のサービスはすごい、時間通り、早い、安い、親切
  黒人見つけると安心する、話しかけたがる
  すれ違った人に話しかけそうになり、ここは日本であることを思い出し留まる
  日本に外国人が増えた、特に東京
  日本食は世界一

日本の凄さにびっくりしっぱなしです。海外生活をして日本に帰ってくると新たな視点で日本が見ることができて面白いです。日本に帰ってきて初めは東京に滞在していたのですが、宿泊先のホテルに外国人が多く、また買い物に出かけたら中国人を中心に外国人がすごく多くて2年前より明らかに増えているのを感じました。2年だけでも日本は変わっているし、地元も変化しているので、日本の時間の流れとザンビアの時間の流れは全然違うなと感じます。日本は本当にいいところばかりですが、既にザンビアでの任地での生活も少し恋しいです。

まだ帰国したばかりですが、就活もあり修論もあり毎日がとても目まぐるしいです。しかし日本社会に適応するべくやるべきことをしっかり見極めて行動していこうと思います。

ザンビアの先輩隊員が空港まで迎えに来てくれ、また後日おかえり会を開いてくださいました!本当にありがとうございます!!

2015年7月13日月曜日

先輩隊員帰国

先日、益子さんが2年間の青年海外協力隊活動を終え日本へ帰国されました。

益子さんとは入学年度が違うこともあって、広島大学大学院国際協力研究科ではほとんど一緒の時間を過ごしたことがありませんでした。そのため、初めてしっかりとお話したのは2年前の8月、インターン生としてザンビアに来たときでした。

あれから協力隊として赴任して1年半、益子さんには研究のことのみならず、ワークショップ、教師会、活動のことなど色んなことを教えてもらい相談にのってもらっていました。その度に「そうだねー」、「うん、大丈夫だよ」と温かいことばをかけてもらいました。

旅行の際に同じ目的地へ向かう飛行機が飛ばなくなって一緒にあたふたしたことや、みんなでレストランに行って会計の際にみんなが高額であることに驚いているなか益子さん一人だけ涼しい顔をしていたことなど今思えば懐かしいです。

益子さんが日本に帰ってしまうのはとても寂しいですが、半年後また広島でお会いできるのを楽しみにしています。

また、今年のザンビア大学・広島大学・JICAザンビア事務所共催ワークショップも渡辺さんと高橋さんと僕の3人で力をあわせて成功できるようがんばります!


2015年7月6日月曜日

【セミナー開催報告】国際協力「ザンビアにおける現職教員の職能成長に関する制度」

624日(水)にIDECの修士修了生であるベンソン・バンダ氏(ザンビア教育省国立科学センター長)が「ザンビアにおける現職教員の職能成長に関する制度」ついて発表しました。

ザンビアでは、基礎教育へのアクセス拡大に対する取り組みの結果、初等教育では90%を越える純就学率を達成しましたが、東南部アフリカ地域学力比較調査の結果(6年生の計算運用能力:参加14カ国中最下位)が示す通り学習達成度は低く、依然と教育の質に大きな課題を抱えています。このような状況下で、ザンビア教育省は教育制度の質と効果は教員の質に大きく左右されるという考えから、現職教員の職能成長に関する制度(SPRINTSchool Program of In-service for Term)の構築に取り組んできました。

本セミナーでバンダ氏は、上述のSPRIT制度についての調査の発表を行いました。具体的には、ザンビアにおける現職教員の職能成長に関するこれまでの政策の傾向や、本政策の特徴についてでした。また、今後、教室レベルでの教育の質に関わるデータを収集・分析し、最終的には、政策分析と教室レベルでの繋がりを研究することを予定しており、その際の調査手法を紹介されました。発表後は、参加者より、調査内容についてのコメントや、今後の調査手法に関する質問など活発な議論が繰り広げられました。