2015年5月25日月曜日

ザンビア特別教育プログラム参加のきっかけ②

2015年度4月にIDECに入学しました、髙木梓と申します。
大学院では算数・数学教育開発を学んでいますが、3月までは福岡教育大学にて特別支援教育を専攻していました。


「学部時代の障害児・者との余暇活動と学習指導の経験」
「小学生の頃から抱いていたアフリカへの憧れ」
が私をザンビア特別教育プログラムに導いてくれました。

学部時代に、算数数学に困難を示す子どもたちの思考やその困難に対する指導法を学びたいという思いと、アフリカの子どもたちの基礎学力向上のためになにかできないかという課題意識を持ち始めました。
そんな中、IDECの説明会に参加し、ザンビア特別教育プログラムの存在を知りました。大学院進学と青年海外協力隊参加どちらもが可能であり、さらに自分のもつ課題意識について研究できることに惹かれ、大学院受験とプログラム参加を決意しました。


理数科教育について、忘れてしまった理数科の知識を呼び戻すだけでなく、教授法やザンビアの現状などについてもこれから学んでいきたいと思います。


2015年5月18日月曜日

ザンビア特別教育プログラム参加のきっかけ①

20154月に広島大学大学院国際協力研究科(IDEC)に入学した、畑美咲子です。
3月までは広島女学院大学に在籍しており、約4ヵ月のカナダ留学で海外経験しました。

IDECの受験理由はザンビア特別教育プログラムに参加したかったからです

私は将来教員を目指しているのですが、学部時代に教育実習を終えた際に、このまま教壇に立つには知識や経験が浅すぎるのではないかという疑問を抱きました。その時に、JICA青年海外協力隊OVと交流できるイベントがあることを見つけ参加し、協力隊OVの方達の熱い思いに惹かれ、自分自身の語学力と人としてのスキルアップにつながるのではないかと思ったことがきっかけです。

現在はザンビアに派遣されるよう、JICA青年海外協力隊の試験に向けて理科教育の勉強を行っています。


2015年5月13日水曜日

【セミナー開催報告】国際協力「授業研究でより良い学びをザンビアに」

52日(土)に、独立行政法人国際協力機構(JICA)がザンビアで実施している「授業実践能力強化プロジェクト」でチーフアドバイザーとしてご活躍の中井一芳氏を講師に迎え、教育分野における国際協力の実践についてお話をして頂きました。

本セミナーでは以下3つの内容を、ザンビアでのプロジェクトで収集されたデータを基に、プロジェクト実践者の視点からお話をされました。
1.プロジェクトの概要 -実施とその効果-
2.プロジェクトの質 課題とその解決策-
3.プログラムの運営と管理

具体的には、ザンビアでどのようなプロセスを踏んで授業研究(Lesson Study*)が導入、普及されてきたのか。授業研究の質に関しては、どのようなデータで確認、収集、分析するのか。導入・普及をするにあたり出てきた課題や、授業研究の質に関する課題、そして、それら課題に対してどのような取り組みがとられたのかが、紹介されました。また、ザンビアの他に、フィリピンやインドネシアでの授業研究に関する取り組みの紹介もありました。

受講者は、日本人の他に、カンボジア、フィリピン、インドネシア等の国際色豊かな学生で、上述のザンビアでの取り組みと比較し、自国での課題をどのように改善できるのかを念頭に置いた具体的な質問や、積極的な話し合いが行われました。(同日は、大型連休初日にも関わらず20名近い学生の参加がありました。)


*Lesson Study is a peer-to-peer learning approach where teachers share knowledge and skills to improve teaching through planning, demonstrating, and assessing lessons. It consists of a fellow teacher planning and observing a lesson followed by a discussion with peers about ways to constructively improve these lessons. (Jenny Perlman Robinson / March 25, 2015, Brookings Institute ↓↓↓)

The project’s article introduced by Brookings InstituteEnglish

ザンビアでのプロジェクトにご興味がある方(和文)

最後に、IDEC清水教授より、感謝状が贈られました。

2015年5月11日月曜日

日本—ザンビアを結ぶプロジェクト

昨年の7月末に私のもとへ現職の学校の先生でかつてのザンビア隊員の先輩からある企画へのお誘いを受けました。その企画とは、先輩隊員の勤める日本の学校の生徒からザンビアの生徒達へのメッセージ入りの文房具などがはいったものを送るという企画でした。


日本とザンビアの生徒の交流ができることや、普段の活動ではできないことということもあって快く参加させていただきました。選挙や色んなことが起こり受け取りがおそくなってしまいましたが、先日無事にうちの学校の生徒へ配ることができました。


生徒は日本の生徒達からのメッセージや普段彼らの使っているものとは少し違う文房具に戸惑いながらも嬉しそうにプレゼントを受け取っていました。文房具をもらったお礼に受け取った生徒11人に手紙を書いてもらい、一部の生徒に協力をしてもらいビデオレターを作成しました。手紙の中身には素直に今回のプレゼントに対する感謝や、日本の生徒達へのメッセージ、彼ら自身のことなど色々なことが書かれていました。日本の会ったことのない生徒たちとのやり取りや、プレゼントを受け取った経験は彼らにとってとても新鮮なものであったように感じました。同時に僕自身も普段は見ることのできない生徒達の嬉しそうで楽しそうな表情をみることができて楽しかったです。


ザンビア特別教育プログラムHP: http://home.hiroshima-u.ac.jp/zamproba/

2015年5月4日月曜日

社会人デビュー!!

今年の3月、4年間の在籍期間を終え、IDECを修了しました。振り返ってみると、様々な人に支えられ、終えられた4年間でした。お世話になった皆様には、心から感謝しております。

4月からは企業に就職し、新しい刺激を受けながら毎日過ごしています。今までとは全く違う世界なので、不安なこともありますが、とても楽しいです。なぜなら、異なる経歴を持った人達とお話することができますし、経済の移り変わりを肌で感じることができます。そして、ずっと私は、教員になることを夢みていたので、まさか違う職業に就くとは思いもしませんでした。しかし、中に入らなければ分からないこともあるので、これはこれで良かったのかなと思います。1カ月の研修を終えて、私はまだまだ至らぬ点がありますが、とにかく、今いるところで誠心誠意努力していく次第です。

IDECの先生を始めお世話になった皆様、今までありがとうございました。そして、今後ともよろしくお願いいたします。


ザンビア特別教育プログラムHP: http://home.hiroshima-u.ac.jp/zamproba/