2014年12月31日水曜日

JICA国別研修に参加させて頂きました!

114日から約3週間にわたって行われたJICA国別研修のザンビア・初中等学校における教材研究手法(数学)Ⅱに参加させて頂きました。
大学院の講義との兼ね合いもあり、全てに参加することは出来なかったのですが、教材研究の講義、IDECでの模擬授業、指導案の改訂、附属小学校での授業など、多くの時間関わらせて頂きました。

馬場先生をはじめとする先生方の講義はもちろんのことながら、ザンビアから来られた研修員の方々のお話、JICA職員の方々の仕事のされ方など、私にとっては見ること、聞くこと、考えること全てが本当に勉強になりました。

特に、IDECでの模擬授業から、附属小学校の先生による改訂→附属小での実際の授業と授業の内容のさることながら、ザンビアの先生方が実際に変化していく様子を顕著に拝見させて頂けたことが印象的でした。

ザンビア研修員9名の方々が日本とザンビアという、文化や言葉が大きく異なる国の間で、数学という一つの教科をどのように教えるか、授業を行うか、児童に見せるかを議論し、それぞれの役職にどう還元していくか、ひいては国の教育をどうしていくべきかを考えられており、その場にいて直にお話が聞けたことは本当に貴重な体験でした。

今回の参加を通して、ザンビアの教育事情の課題点や教育に関わる方々のこと、日本の授業の中身や教育など芯になる部分を少し見させていただくことができました。

私自身、将来教育の更なる発展に貢献できる人になれるよう、今回の体験を糧に精進していきたいと思います!


写真は、何人かのザンビア研修員の方と、ザンプロOGの先輩方とご飯に行かせて頂いた時の写真です。みなさんとても気さくでユーモアたっぷりの方々で、本当に楽しかったです。終始笑いっぱなしでした(笑)

2014年12月29日月曜日

畑仕事

12月に入りやっとザンビアに雨季がやってきました。
それまで地獄のように暑かったのが嘘のように雨が降ると涼しいです。時には肌寒いなと思うくらいに。

雨季が始まると待ってました!と言わんばかりにザンビア人たちは畑を耕し始めます。気づけばどこもかしこもメイズだらけ。これまで私が通学に使っていた道でさえも。笑

うちの目の前にも結構大きな畑があります。同僚から「お前はメイズをつくらないのか!」としょっちゅう言われます。畑をつくるのも面白いかなと思い、メイズ、落花生、すいか、玉ねぎの種を買い植える準備だけは万端。あとは耕すだけ。

生徒に声をかけて、放課後に一緒に耕して畑を作ることにしました。

耕してみて気づいたのが、土がものすごく固い!くわを土に刺すも土から跳ね返されたような感じになった私を見て生徒は爆笑。そんなこんなでなかなか進まず。作業を終えたとき手には豆がいくつもでき何個も潰れていました。畑仕事を完全になめていました。
その後も生徒と少しずつ畑を耕して来たところで、学期末になり生徒たちがそれぞれの場所へ帰っていってしまいました。学校が終わりなかなか生徒と連絡が取れないのもあって、次本格的に作業をするのは来年になりそうです。

あんなに固い土をもくもくと耕せるザンビア人はすごいなと、畑を耕してみて改めて感じました。

来年、種植えられるかなあ……。笑

2014年12月22日月曜日

「あなたも私たちの娘よー!」

ザンビアで出会ったM一家に言われた言葉です。M一家とは、家が近く時間があるたびによく遊びに行っていました。クリスマス会や年越し、誕生日会など多くのイベントを共に過ごしました。M一家は、私のザンビアでの家族です。特にM一家のママとは仲良しで二人で過ごす時間が多かったです。共に濃い時間を過ごしたため、日本に帰るときのお別れがすごく辛かったです。でも、「ザンビアに遊びに戻ってくるから元気でねー」と元気にお別れをしました。お別れをしてから約5か月。同僚から突然の連絡があり、私のザンビアママが亡くなったことを聞きました。すごくショックが大きすぎて目から涙がポロポロ出て止まりませんでした。活動で上手くいかなく落ち込んだ時や悩んでいる時は、いつも優しく話を聞きアドバイスをくれ、何度も励まされました。将来の話や恋の話も熱く語ったのを覚えています。私の母がザンビアに遊びに来てくれた時や日本から友達が遊びに来た時も大歓迎してくれ、大切にして頂きました。ザンビアママは、私の第2の母親の存在だったからこそ、亡くなったことが信じられなく悲しみがとても大きいです。今も思い出しただけで涙が出てきます。


「あなたも私たちの娘よ」と言っていつも娘のように優しく可愛がってくれ、大切にしてくれたM一家、ママと過ごした時間はとても濃いです。70億人くらいいる世界の中でM一家に出会えた奇跡、M一家の娘になれ、M一家とそういった絆を築けたこと。何よりも国境を越えたザンビアで家族が出来たことが本当に嬉しいです。M一家、そしてママに出会えたことを心の底から感謝しています。ありがとう!ナトテラサーナ!!

いつ何が起こるか分からないのが人生。いつ死んでも後悔しない生き方をしていきたい!今できることを精一杯やり、楽しく過ごしていきたいですね。大切な人たちとの日々、自分を生んでくれた親と共に過ごせる時間ももっと大切にしなきゃなーと思いました。感謝の気持ちも伝えていきたいです!

人生の中で出会わない人もいる中、こうして何かの縁で出会い、仲良くできることって素晴らしいことだなーって。日々の出会いを大切にしていきたいですね。

写真は、M一家と最後にお別れのときに撮った写真とIDECの仲間たちとマラソン大会に出た時の写真です。

2014年12月17日水曜日

冬到来

 西条に雪が降りましたよ!!3年ぶりの雪ですよ―!!私は雪国で育ったので、冬の到来になんだかワクワクしました。寒いのは嫌ですが、四季折々も日本の良い所だと思います。今年は例年よりも積雪が早く、まだ12月なのにこんな吹雪でこれから生きていけるか心配ですが、日本には暖房器具もあるし大丈夫!!風邪に気をつけて、久しぶりの冬を楽しみたいと思います。そして内心、お正月が楽しみです。今まで当たり前のようにあったお正月も、私にとっては久しぶり。家族が我が家に大集結をして、一緒にご飯を食べ、紅白を見て、二年詣りに行く。あ~なんて幸せ☆ザンビアから帰ってきて、もうすぐ半年なのに私は未だに幸せ症候群です。(笑)



 その一方で、修士論文と戦っています。来年の3月に卒業する仲間と、「頑張ろう!!」と声を掛け合いながら、先輩や先生からアドバイスを頂き、日々取り組んでいます。果たして、卒業できるかな…?研究室に籠ってやるしかない―!!なんとか、無事に卒業できますように☆健康に気をつけて、みなさん良いお年を^^

2014年12月8日月曜日

初!学会発表

私は、中間発表後に以下の二つの学会で研究成果(一部)の発表をしてきました。
114th Africa Educational Research Forum (AERF)@京都 
2International Education Development Forum (IEDF) @神戸

アフリカフォーラムは、アフリカ地域を対象に研究している学生や研究者が集まり研究を発表する学会です。一方IEDFは、地域問わず、また日本だけでなく韓国の方々で教育開発の研究を行っている研究者も集まり発表をする学会です。それぞれの学会に各特徴があり、雰囲気も違い面白かったです。

初めての学会発表ということもあり、かなり気合いが入り研究室にこもる日々が続きました。しかし、思っている以上になかなか研究が進まず煮詰まったままでのアフリカフォーラムでの発表・・・

自分自身、納得いく発表ではなかったのですが、発表したことで貴重なアドバイスとコメントを頂くことができ、自分の課題とやるべきことを知るいい機会になりました。そして何より、同じアフリカ地域で研究している人たちの発表を聞くことで、自分自身のモチベーションが高まりいい刺激になりました。

頂いたアドバイスと発表者からの新たなアイディアを基にプレゼンを改善し、神戸で発表してきました。アフリカフォーラムでの発表と比べるとだいぶ改善した発表が出来たのかなと思いました。多くの方々からも「すごく分かりやすい発表で良かった。この調子で頑張って!」とお褒めの言葉を頂けたことが何よりも嬉しかったです。

学会で発表して感じたことが2つあります。
1.  多くの方々からのアドバイスやコメント、そして発表者からアイディアを頂け自分の研究の質を更に向上できる場であるということ。
2.  教育開発をしている研究者同士のネットワークを広げることができる場であるということ。更に憧れの教授に出会える場でもあるということ。

まだまだ改善点がたくさんありますが、貴重な経験をすることができ本当に良かったと思っております。

いよいよ修士論文追い上げの時期です。修士論文は、修士課程での学びの集大成でもありますので、毎日少しずつコツコツと仕上げに向けてGO! GO!!していきます!!!

写真は、学会で出会った韓国の子とのショットと2年ぶりのIDECの同期と酒祭りへ行った時の想い出の一枚です!

2014年12月1日月曜日

サッカー観戦

ンドラでのワークショップを終えた日の夕方にスタジアムでザンビアvsニジェールのサッカーの試合があることを前日に先輩隊員の話を聞き、こんな機会滅多にないから行きたいなと思っていました。

ワークショップを終えいったん宿に戻りサッカーを見に行くことに。スタジアムにつき、席のある入り口まで歩き電光掲示板を見ると試合開始からもう30分ちょい経っていて前半戦が終わろうとしていました。でも運良く0−0。

後半戦を見ていると、ザンビアが点を決めた!その瞬間の熱気は凄まじいものでした。ザンビア人って本当にサッカーが好きなんだなあということを肌で感じました。
点が入ったときに、たまたまソーセージを売っているおじさんと目が合い近づいてきました。ソーセージいらないけどなあと思いながら見ているとおじさんが僕の手にハイタッチをしてきました。お茶目だなと思いながら彼とハイタッチを数回と握手をすると彼は嬉しそうに去っていきました。

結果は3-0とザンビアの勝利。周りは熱気に包まれていました。そのこともあってか平和に宿まで戻ることができました。負けなくてよかったー!

新たなザンビアを知れてよかったです☆