2014年7月21日月曜日

誕生日に必要なもの…?

ザンビアに来て誕生日を祝う場面を何度かみてきました。そのことについて紹介したいと思います。

まず、始めは生徒の誕生日について。
お昼にいつも通りシマを食べに生徒の領に向かうと、生徒がなにかそわそわしているのです。何が起こるのかと思い見ていると、バケツを持ってある生徒を追いかけて水をかけていました。周りの生徒は大盛り上がり。「どうしたの?」と近くの生徒に聞くと、「彼女は今日が誕生日なんだよ」と教えてくれました。どうやらザンビアでは誕生日の主役に水をかけてお祝いをするのが主流みたいです(僕の活動している地域限定かもしれませんが…)。その後もその生徒は何度も友達に砂の入った水をかけられていました。

次は、同僚の誕生日について。
夕方いつものように井戸で水くみをしていると同僚に
「誕生日パーティやってるからお前も来い!」
と言われ、内心「お、おう!わかった。」と思いながら会場にいくとみんな泥酔状態。笑
話を聞いてみると昼から飲んでいたみたいでテンションがものすごく高くびっくりしてしまいました。ザンビアでは楽しくお酒を飲んでいるだけのかなと思っていると、後ろからバケツを持った人が登場。何をするのかと見ている今日の主役である同僚に水をかけはじめました。「Happy birthday!」とみんなノリノリ。どっきりで同僚は怒るのかと思いきや、彼もものすごくノリノリ。その後も何度か彼は水を浴びて楽しい雰囲気でその会は終わりました。

国が違うと誕生日の祝い方も違うんだなあとしみじみ感じました。みんなすごく楽しそうにお祝いをしていて、こういうお祝いの仕方もありだなあと思いながらそれぞれの誕生日を見ていました。
「お前の誕生日はいつだ?」と聞かれもう過ぎたよと答えると、「じゃあ来年だな」という話になっていました。

私がずぶ濡れになってお祝いされる日も来るのかなと思うと、楽しみな気持ち半分、ちょっと寒そうだなと思う気持ち半分でなんか複雑な気持ちになりました。