2014年6月6日金曜日

井戸の工事

5月に入り、ザンビアもだんだんと冬に近づいてきました。夜の冷え込みにただただびっくりします。まさかザンビアでカーディガンを着るなんて・・・。

さて、先日私の学校にある井戸の工事が行われました。思えばターム休みに入り、井戸の調子がおかしくなることが多々ありました。レバーを一生懸命に動かしてもなかなかでないことや、時には完全に故障してしまったため、いくらレバーを動かしても水がでず、しぶしぶ違う井戸に水をくみに行くことがありました。

私の住んでいる地域は、水道水が普及していないことと井戸があったとしてもきれいな水がでるとは限らないため、特にこの井戸の存在はとても大切です。日本にいた時にはどの水道からも飲める水が出てきて、台風などの天災がない限り断水することもないためこのように水の大切さを考える機会はあまりなかったように思います。 

工事の風景を授業の合間にちらっとみると数人のいかにも力持ちそうな大人たちが大きな道具を使い大掛かりな工事をやっていました。

彼らのおかげで、今ではそつなく水をくんで生活をすることができます。きれいな水を手に入れられることと、その水を支えてくれる人たちに感謝しながら日々の生活を送って行きたいと思います。