2014年6月1日日曜日

ザンビアに残せること

  第2学期が始まり、新隊員が私の任地へやって来てくれました!!日本人がいるのといないのとでは、安心感も大きく異なりますね^^理数科教師隊員は赴任後、先輩隊員の居るどこかの学校で教育実習を行います。そこで今回は、私の学校へ来ることになりました。私は教育実習の受け入れは今回が初めてで、手探りの状況でした。終えてみて、彼にとってどれだけ役に立ったのか正直計り知れませんが、どうにか役に立っていることを期待するばかりです。ここでも同僚に何かを伝える難しさを感じました。

今学期は放課後、教員を対象としたPC教室の開催と、興味のある生徒に日本の歌の練習を行っています。おそらく私が残されている活動は、日常の授業の他にこの2つでしょう。

PC教室は去年から要望があり、やっと開催に至りました。日常の業務があるので、先生たちの出席はまちまちですが、教育実習で来ているザンビア教員もいるので、気長に頑張ります。先生たちの反応も良く、今後のテスト作りや生徒の成績をまとめるのに活用してくれるのを期待しています。

先日の全校朝会では、帰国する前に日本の歌をみんなと一緒に歌いたいから、興味のある人は来てくださいとアナウンスをしました。すると、「なぜ日本へ帰るの?」と質問に来る生徒が沢山現れました。その言葉を聞くたびに、胸が締め付けられる思いですが、そういえば生徒達に、私が今年の6月に帰国をすることを今まで伝えてこなかったことに気が付きました。なぜだか不思議ですが、もしかしたら私が普段通りでいたかったのかもしれません(笑)。帰国前に、生徒達と日本の歌を歌い、私の活動の締めくくりにする予定です。どれだけ形になるか分かりませんが、生徒達との最後の日々を大切に過ごしたいです。