2014年5月16日金曜日

最後の教師会

  毎ターム休みに入ると、理数科教師隊員が首都に集まって、教師会というものが開催されます。帰国隊員報告や様々な情報を共有する場です。同じ職種の隊員が集まり、意見を交換するとても大切な会なのですが、今回が私にとって最後の会となりました。今まで1日開催だったのを2日間にし、専門家を招待するなど初の試みがなされました。普段は、日々の授業と目の前の生徒とのやり取りで周囲のことを忘れがちですが、この機会があることで視野を大きくもつことができます。また、他の隊員と直接話すことができ、活動の参考にすることもできます。忙しい中、この会をオーガナイズしてくれたみんなや、発表をしてくれたみんなに感謝したいです。

私は今回が最後の教師会ということで、帰国報告を行いました。「あの時こんなことを感じていたのだな~。あんなこともあったな~。」と思いながら発表資料を作成し、2年間の活動を振り返る良い機会となりました。私の活動で失敗したこと、成功したことは山ほどあります。私の経験を今後の隊員さんに活かしてもらいたいという気持ちを込めて、発表を行いました。


2年間というのはあっという間ですね。日本でザンビアへ行く準備をしていた頃が、つい最近のことのように感じます。ザンビアでの生活は毎日が刺激的で、学びの日々。その中で色々な物を吸収するこができ、本当に来て良かったなと思います。もうすぐ私も帰国です。実質学校へ居られるのは残り1カ月程度です。その1カ月で何をしようかなと最近考えますが、やっぱりやりたいことは尽きないですね(笑)。学びは人間である限り永遠に欲するもので、人間らしい行為だと思います。教育に変革をもたらすのはとても時間がかかりますし、人の気持ちを動かすのも難しい。私がザンビア人へ伝えられたことは小さなことかもしれませんが、私との出会いがなければ一生知らない人生だったかもしれない。そう思って、私が来た意味を見いだしています(笑)。さ~て、最後まで頑張ろう!!^^