2014年4月21日月曜日

赴任3か月を振り返って

4月に入り、ザンビアは雨季が終わりだんだんと寒くなってきました。
先日ターム1が終わりました。私が学校に入って実際に授業をしたのはタームの半分くらいですが、振り返ってみると色々なことがありました。

私の中で一番大きな出来事は赴任して家がなかった事です。ザンビア人と交渉をしていくことがこんなに難しい事だということを痛感させられました。また、家を準備して行く間に、土曜日にホールがキリスト教のお祈りの会場になっていることや、スポーツ大会の宿泊会場になったこともあって夜まで生徒が騒いでいて眠れない事があったりしたことから個人の空間を確保することが仕事をしていく上で大切だということも学ぶことができました。

授業の面では、生徒のリアクションと実際の理解度のギャップや、クラスマネジメントに難しさを感じいろいろと悩む事がありました。時には生徒に「チョッチョリ」と呼ばれて生徒指導したことや、授業中に生徒から中国人の話すまねをされて本気で怒ってしまった事もありました。その度に同僚に相談をしながらなんとか授業をしてターム終えることができたという感じでした。


タームを通して感じることは、ご飯に誘ってくれることや、歩いている時にメイズやアフリカンかぼちゃを分けてもらうこと、家の不具合を直してもらったり、時にはお酒をおごってもらったりなどなど自分が生活をしていくなかでたくさんのザンビア人に助けられながら生活を送っていたなと感じています。

次のタームからUNZAとのワークショップの準備が始まる事や、自分の研究発表の準備をしっかりと進めていかないといけないことなどJOCVとしてではなく広大として動く部分もたくさん出てきますが、授業のなかでもターム1よりも工夫をして生徒の理解や能力を高めることができる工夫をすこしずつでも取り入れられたらいいなと思います。