2013年11月16日土曜日

Teacher’s day


ザンビアでは104日はteacher’s dayの祝日で学校は休み。全世界的にもこの日はteacher’s dayらしい。日本ではteacher’s dayがないからそんな日もあるのかと新鮮に感じる。

ルコンバでは近隣の学校の教師達が集まり、ダンスや劇を行う予定であったが、最近近くの学校の教師が事故で亡くなってしまい、予定されていた企画は中止となり、急遽葬式に参加する事になった。

会場に行くと既に大勢の関係者達が約1000人ほどいて、まず人の数に驚いた。何か大きな声が聞こえるので亡くなった教師のために歌を歌っているのかと思って近づくと、そうではなく教師が亡くなった事を嘆いて大声で泣いていた。泣いている方のほとんどが女性で生徒の保護者の方、また女子生徒がそれも一人や二人ではなく数十人もの方が泣いていた。彼らは泣き止む事無く終止泣き続け、中には泣き崩れて立つ事も出来ない人もいたほどだ。

前からザンビア人は感情的だと思っていたがこれほどまでに感情を表すことに非常に驚いた。

葬式の形式というと、ザンビアはキリスト教国家なのでキリスト教式で行われ、死体は専用の箱の中にいれ土の中に埋める。死体を焼く事はないらしい。


遺体を埋葬した後、亡くなった方と関係が近い人から花を一輪埋葬した場所の周りに添えていく。ちなみに僕も教師という事で花を添えさせて頂いた。その後代表者からの言葉を頂き、最後に皆でゴスペル曲を彼に捧げ葬式は終了した。

初めの予定ではTeacher’s dayということでダンスや劇をして楽しめる日になると思ったが、急遽葬式に参加する事になり予定と真逆の行事に参加したがとても貴重な経験となった。ザンビアの習慣、またザンビア人の性格の一面を垣間見ることが出来て有意義であった。