2012年9月21日金曜日

私の任地KABWEでの生活の巻

今回は、赴任時から赴任先での生活について紹介していきます。

まず、赴任時のことを紹介します。赴任予定日は83日でしたが、配属先から「急に車が出せなくなった。」と言われ、赴任日が延期になった上に、バスで来るように言われました。「急に車が出せなくなるとは、さすがアフリカらしいなー。」と呑気に考えていました。しかし、「冷蔵庫、オーブン、ソファーやベッドなどをバスに乗せて赴任先に一人で行くのは大変過ぎる。さすがに自分一人では無理だ。」と思い、トラックをチャーターすることにしました。家具などが売っている大きなマーケットで、優しそうなおじさん(トラックの運ちゃん)に出逢いました。そして、そのおじさんが赴任先までトラックを運転して、連れて行ってくれることになりました。彼の名前は、ミントゥトゥ。出発日は、811日。朝10時にドミに来てくれるようミントゥトゥに伝えました。ミントゥトゥは、OKと言ってくれたのですが、「果たして彼は来るのか。ドタキャンされないだろうか。」など様々な不安を抱えながら、当日の朝を迎えました。「アフリカだし、さすがに来るとしても2時間後とかかな」。と思いながらも、一応、自分の荷物をまとめて待っていました。すると、10時丁度に彼はやって来ました。時間にルーズなアフリカ・・・しかし、ミントゥトゥは、違いました!とても感動しました。彼は、時間厳守だけでなく、荷物の固定をしてくれる等、サービスも良く、さらに感動しました。ミントゥトゥのおかげで無事にKABWEに到着することが出来きました。ミントゥトゥにナトテラサーナーです。※ナトテラサーナ=ベンバ語で「ありがとう」


次に、KABWEで私が2年間、生活する家と到着時の状況について紹介します。私の家は、なんと部屋が4つもあり、庭も広く、一人で住むには大きすぎるくらい広い家です。今回は、私の家の写真を載せます。家の中を見渡すと、窓は壊れている、グリルドアは設置されていない。しかも、電気も、ない。水は・・・水は、なんとか出て安心しました。しかし、今日一晩無事に過ごせるのだろうかと不安になりました。大家さんに連絡しましたが、大家さんは夜まで帰って来ないという状況でした。「はぁー大丈夫かなー。」とため息をつきながらも、「今できることをしよう!」と思い、まずは、停電時用に準備しておいたろうそくとマッチを荷物の中から探し出しました。とりあえず、ベッドなど部屋の中に移動できるものは移動して荷物の整理整頓をしながら大家さんの帰りを待つことにしました。大家さんに無事に会うことができ、電気も無事に付けてもらうことができました。グリルドアが付いていない上に、窓が壊われているという状況の中で、ちゃんと眠れるのか心配でしたが、引っ越しで疲れてるせいか、ぐっすり眠れました。そして、何事もなく無事に朝を迎えることができました。ハプニングだらけの引っ越しから早3週間が経過。未だに、グリルドアが設置されておらず、窓も壊れたままの状況ですが、「ここはアフリカだ。」と思い、なおしてもらえるのを気長に待っています。

そんなKABWEでの生活を紹介します。日本とは違いお湯が出ないため、お風呂に入る際には毎日お湯を沸かしています。そして、電気が付かない時は、自分で火を起こして料理をしたり、手で洗濯物を洗ったり・・・というアフリカらしい生活を楽しみながら、毎日充実した新居生活を送っています。しかし、未だに虫には慣れず、苦手です。大きなクモを発見するたびに「キャーキャー!!」と大騒ぎです。早く虫にも慣れますように・・・。
そんなこんなで来週からは、いよいよ活動開始です。色々不安なこともありますが、自分らしく元気に活動していきたいと思います。頑張るぞぉー。