2015年3月9日月曜日

修士論文


2月に、修士論文の最終発表と提出を終え、一段落することができました。未熟な私に御助言をして下さった先生方、そして支えて下さった皆様、誠にありがとうございました。このプログラムに出会い、IDECへ来てから4年が経とうとしています。この間に経験したことは数えきれないほどあり、失敗も成功も全てが私の嵩となっています。自身を振り返る間もない怒涛の日々で、自分を見失いかけそうでしたが、傍にはいつもザンビアで出会った人々との思い出がありました。研究のために、私がザンビアで撮影した動画を見ていると、「マダムは何を言っているのか分からない。」と現地語で話している生徒や、私の知らない間にカメラに向かって私へのメッセージを話してくれていた生徒、授業の酷さに反省しつつもその様子はなんだか微笑ましい光景でした。私の研究は、生徒を対象に行ったものでしたが、根本的にはどの国の子供たちも変わらないなと思いました。流行を追いかけたり、思春期を迎えたり、騒がしい生徒には何か理由があったり、毎日毎日大きな声で生徒と向き合ったからこそ分かるものがありました。論文を書くためには教員としての感情と、研究者としての立場を分けることが必要でしたが、振り返ってみると難しかったように思います。教員としても、研究者としても、まだまだ未熟だということを痛感しました。今後は、今まで日本語でしが論文を書いてこなかったので、英語で要約をする予定です。あともう一歩!!頑張ります^^


ザンビア特別教育プログラムHP: http://home.hiroshima-u.ac.jp/zamproba/