2012年11月16日金曜日

「生徒からの手紙」

ザンビアにとって、10月は最も暑い時期。ザンビア人もこの暑さには参っている様子で、“How are you?”と尋ねると、“I’m not good.”と正直にその日のコンディションを話してくれます。日本人は、自分の体調について隠す傾向にありますが、ザンビア人は医療体制が整っていないせいか、体調が悪い人はそれを周りの人へ伝え、直ぐに体を休めます。私は最初、いつでも“I’m fine!!”と答えていましたが、最近は、正直に自分の体調を伝えるようになりました。そうすると、暑い時にはどうしたら良いか、水浴びや日傘などの対策法を教えてくれました。そして、こんな当たり前のようなことに気づかなかった自分に驚き、ザンビア人に感心させられる毎日です。
 

教師として働き始めて約2カ月。周りから学ぶことの方が多く、ときには何しにここへ来たのか自問自答することもありました。そんな矢先、生徒が初めて私に手紙を届けてくれました。その内容は、「私を先生の娘にして欲しい」というラブコールでした。私はまだまだ分かりやすく教えることができなかったり、クラスマネージメントがうまくいかなかったりと、教師として反省するべき点は沢山あります。しかし、生徒が私のやっていることに対して価値を見出してくれたようで、なんだか嬉しかったです。徐々に周りの先生や生徒と信頼関係ができ始め、町の人も私を先生として認識してくれるようになりました。これからもっともっと活動の幅が広がって行きそうで、楽しみです!!今後も、良い授業ができるように、生徒の力になれるように頑張ります☆