2010年12月11日土曜日

論文執筆

ザンビアの研究をしている澁谷です。

無事に、予備審査が終わりました。
いえ、無事、ではないんですが…これから最後の審査に向けて
ガリガリ執筆をしていかなくてはなりません。

私もドクターに入るまで知らなかったのですが、ドクターには試験が3回あります。
こないだの予備審査は2回目ですね。
そして審査の他に、査読付き学術論文に最低2本通らないといけません。

この論文書きが非常に苦しい戦いを強いられます。

ザンビアで実践をしたり授業を先生と作っていく過程は
決して楽ではない作業が続きますが、論文書きは、やはりそれまでに
行ってきたフィールドワークを少し離れてみて、見えてくることを
組み立てたり崩したりしながら作っていくので、立ち止まり、戻り、また進む、
ということをずっと繰り返します。

この実践と論文執筆、以前は私は前者の方が自分に向いていると思っていました。

ただ、この3年ザンビアと自分なりに向き合い、論文も書いてきて
後者の作業も難しく奥深いものの、なかなか面白いものがあります。

そして自分が書いたものが、論文誌に載って、人様の目に触れることが
インパクトは小さいかもしれないけれど、少しずつ少しずつザンビアのためにも
なるように、とささやかなことを思っています。

頑張るぞー!