2011年9月6日火曜日

渋谷のつぶやき

みなさま、こんにちは。広島大学国際協力研究科、平川研究室の渋谷です。
1月に帰国したばかりでして、記憶が残っているうちに色々とお話しさせていただけたらと思います。
今日は、私のザンビア・プログラム(以下、ザンプロ)に参加した背景から、現在の研究状況、最後に私から見たザンプロの利点、を簡単にさせていただきます。
まずですが、私、理数科教師という枠では異色の文系学部出身です。大学時代は、ドイツ中世史を勉強していました。そんな私がなぜ理数科教師で協力隊へ行ったのか、疑問に思う方も多いかもしれません。語りだすと長くなりますので、手短にご説明しますと;
    途上国の教育を勉強したいと、ドイツへの留学を終えた学部3年時代から、考えるようになる。
    途上国の教育を専門にやっている大学は、あまり多くない。⇒興味・関心の関係から、広島大学国際協力研究科の平川先生を指導教員に希望する。
    入学してから、やっぱり途上国の現場の事を知らないと、研究の意義が深まらないと、思い、協力隊を本気で考えるようになる。
    教員がいいと思ったが、教員だと、「小学校教員」か「理数科教師」しか、職種としてなかった。数学ならば学部時代に、塾講師をバイトでしていたことがあり、中学までの数学ならば、特に問題はなかった。
    ザンプロを活用しての派遣を希望し、協力隊もなんとか一発で合格!晴れて、ザンビアへ
という5章仕立てのストーリー展開になっております。言いたいことは、別に文系だろうと行けるってことです。そもそも文系・理系の違いって、本人の興味の違いであって、本気でやろうと思えば、大体の問題は解決できるという、ことです。なので、文系だけど、理数科教師どうしようとか、考えているあなた!今やらないで、いつやるんですか?打席に立つ機会はこれで最後かもしれませんよ。「ここで打たなきゃ、誰が打つ?」
熱い協力隊談義は一度終わりにしまして、研究のことについて、話させていただきます。私の研究ですが、現在「ザンビア共和国における学校改善プロセス」というタイトルで行っています。
通常ザンプロは、協力隊活動中に調査をすべて終わらせるというのが、望ましいとされていますが、私の場合、学校をいくつか回らなければならない研究であったため、学期期間中に行かなければならなく、本業の教員業務があったため、結局予備調査までしか終えることができませんでした。本調査は、隊員としての活動が終わってから、またザンビアに赴き、1か月じっくり調査だけを行いました。それはそれで、準備に時間がかけられるので、いいのですが、調査にはお金と時間が必要なので、そこに関しては要検討が必要です。
最後にザンプロの利点についてです。ザンプロでの利点は、3つあると個人的に感じています。
まず、身分を持ったまま参加できる点です。休学で参加するので、協力隊が終わって帰ってきてもすぐにやることがあるので、暇を持て余すことがありません。
次に、指導教員の指導も工夫次第で受けることにより、現場の疑問をそのまま研究に活かせることです。そこが一番の強みである気がします。
そして、最後は、ザンビアに行く派遣前から、ザンプロ先輩隊員方から丁寧な指導を受けられることです。主に現地の教育情報の共有、教育政策文書の読み合わせ、模擬授業を行いますが、これは、訓練所でも教えてくれない現地の学校や生徒の現状を踏まえて行ってくれるので、かなり役に立つこと間違いなしです。参加者は模擬授業の準備で結構忙しかったりもしますが。
以上長々と書きましたが、熱く書かせてもらいました。私は、広島大学に来て、ザンプロに参加してよかったと本当に思っています。人生観というか、仕事に対する考え方が変わりました。今は、その気付きを活かすべく、これからの進路を進んでいきたいと思っています。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。