2011年1月15日土曜日

怖い、怖い-中里さんからのお便り-

池田研の中里です。2年間のザンビア生活もあと残すところ2日となった今日大晦日(注)です。
2年間を振り返ると言っても何を書いたらいいのか…

そこで「噂って恐ろしい!」と感じたエピソードをひとつお話ししたいと思います。

実はついこの間の事なのですが…

私は何人かの友人たちに見送られて私の任地を引き上げてきました。
しかし、荷作りにあまりにも時間がかかってしまい街の人たちに別れのあいさつをせずに町を出ることとなりました。

これが心に引っかかっていたので、その2日後に再び任地に戻ることにしました。

マーケットなどを回りながら挨拶をして歩いていると、偶然見送りに来てくれた女性たちに遭遇しました。もちろん驚いて、どうしたのか尋ねられました。
私は「別れを言い損なった人たちに挨拶をしに戻ってきたんだー」といい、和やかに彼女たちと別れて行きました。
その後、そんな会話をきっかけになんとも驚く展開を見せることになりました。

まず彼女たちは家に着くと、私と会ったことをネタに近所の人たちと話をしました。
ところが、その時話を面白くしようとしたのか、「春菜がボーイフレンドに別れを言うためにまた戻ってきたのよ」と話しました。

一方私は何人かの人と待ち合わせをして挨拶をして過ごしていました。
そんなとき、ちょうどその噂を聞いた女性が、私と彼女の旦那さんが一緒にいる現場を目撃したのです。

もちろん私たちにそんな関係はありません。しかし、その噂と目撃のタイミングで、彼女は旦那さんが私と浮気してると確信してしまったようです。

その夜、その旦那さんから電話が来て大変なことになったとの報告を受けました。
衝撃の報告でしたが、全く事実無根だったので、まぁすぐに誤解は解けるだろうと予想し、私は全く介入しないようにしようと決めました。

その次の日、私は朝5時、電話で起こされました。
何とその相手は、その人の奥さん。ヒステリック気味で、事実を話してちょうだいっと迫られました。
旦那は真実を語ってくれないとも言ってました。
私は、私たちの間にはそんな関係は一切なかった事を伝えましたが、彼女は嘘をつかないでの一点張り。。。


いやー。こんな大変なことになるとは思っていませんでした。そして、噂話ってなんて怖いんだろうと実感した体験でした。

(注:中里さんたちは1月5日本日に帰国しました)