2019年6月24日月曜日

JICA国際協力キャリアセミナーでザンプロ説明を行います

広大学生プラザにて、JICA主催の国際協力キャリアセミナー&JICA海外協力隊紹介が開催される予定です。

JICA海外協力隊紹介として、ザンプロで2年間派遣された薄田さんが体験談発表をする予定。

ザンプロ(制度など)についても説明をしますので、ザンプロに関心があるかたは是非ご参加いただければと思います。

前回5月の留学WEEKでのザンプロ説明会では、JICA海外協力隊(制度)に関する質問も多くありました。

今回は、JICA主催で、JICA海外協力隊の制度説明があり、JICA海外協力隊(応募や制度)についての質問もできる良い機会ではないでしょうか。

是非この機会に、ザンプロに関心がある方はもちろん、JICA海外協力隊に関心がある方、JICAに関心がある方、国際協力キャリアに関心がある方も、ご参加いただければと思います。

日時:2019年7月1日(月)  18時00分から19時30分

会場:
広島大学 学生プラザ1階東側スペース
主催:
JICA中国
詳細はこちら

2019年6月12日水曜日

ラストスパート

はじめまして。

ザンビアプログラムで、青年海外協力隊2017年度3次隊としてザンビアはコッパーベルト州ンドラに派遣されております、鶴留と申します。
理科教育という職種で、女子中等学校で数学と物理を教えています。

 初めてのブログ投稿とは思えない今回のタイトルですが、青年海外協力隊は基本任期が2年、2017年度3次隊は20181月に派遣されておりますので、現在、任期残すところ7ヶ月ほどになってしまいました。
1年目に比べるとやはり色々なことに慣れたからか、時間もあっという間に過ぎていき、さみしさと焦りを日々感じながら協力隊活動、研究活動に励んでおります。

 今日は、10年生の数学2コマ、物理を2コマの授業をしてきました。


物理数学とも大学まで一応学習してから大学院に進学したので、大抵の内容は自分に馴染みのあるものかな、と思いながらザンビアにきました。
しかし実際授業をしてみると、予期せぬところでつまずきます。

今日数学は”Social Arithmetic”という日本の中高では学ばない単元の授業でした。10年生ではこの単元で株式の取引や配当金の計算などを学ぶのですが、自分も全く触れたことのない内容だったので、学年の指導計画に突然この単元が現れた時からかなり恐れていました。(去年はなかったのに
それでも、同僚に事前に内容や教え方を聞き、教材をなんども読み返し、なんとか授業を終えることができました。次の試験で生徒のみんなが理解してくれているのかわかってしまうので、後2週間ほど緊張しますが、今はとりあえず予定通り授業を行えたことにホッとしております。
 
ザンビアにいる期間はあと7ヶ月ですが、実際授業を行い生徒と交流するのはそれよりもっと短い期間になると思うので、残された時間を大切にし、活動面でも、研究面でも、有意義に過ごしていきたいです。
 

※ザンプロ派遣学生に外部の方から直接連絡をとることはできませんが、コメント・質問・応援メッセージなどあれば、下記事務局経由で届けられます。

【問 先】 国際理数科技術教育協力実践プロジェクト研究センター
       Email: intlscimA)hiroshima-u.ac.jp
      ※(A)@に置き換え下さい。

2019年5月13日月曜日

ザンビア特別教育プログラム説明会

広島大学東広島キャンパスで説明会を実施します。

ザンビア特別教育プログラム説明会
青年海外協力隊 or 大学院進学どっちが先?? 
どっちも先!!
!!修士課程に在籍しながら、並行して2年間の海外ボランティアの経験を積むことができるプログラム!!
!!青年海外協力隊×広島大学大学院国際協力研究科が連携!!

このプログラムは、青年海外協力隊としてアフリカ・ザンビア共和国に赴き、学校などの配属先でボランティア活動に携わりながら、国際協力研究科修士課程に在籍し教育開発に関する研究を行うプログラムです。
理論と実践の両面から国際協力を学びスキルアップをしたい方、開発途上国や教育開発に興味がある方は、是非、お越しください。
国際協力分野での活躍を希望する大学4年生・社会人はもちろん、将来の進路を検討している大学3年生以下の方の参加も大歓迎します。

【日   時】  令和元年5月14日(火)18:00~18:45
        令和元年5月15日(水)12:00~12:45
【場   所】  東広島キャンパス 学生プラザ 1F東
【問 合 先】 国際理数科技術教育協力実践プロジェクト研究センター
        Email: intlscim(A)hiroshima-u.ac.jp
       ※(A)を@に置き換え下さい。
                  Tel:082-424-6944 

尚、別途、国際協力研究科IDEC説明会は下記の日時で行われる予定です。

国際協力研究科IDEC説明会
日時:2019年5月18日(土)14:00~16:00
場所:広島大学東千田キャンパス 東千田校舎
※東広島キャンパスではありませんのでご注意下さい。

ザンビア特別教育プログラムについてのご質問お問合せはメールでもお受けします。
【問 合 先】 国際理数科技術教育協力実践プロジェクト研究センター
        Email: intlscim(A)hiroshima-u.ac.jp
       ※(A)を@に置き換え下さい。
                  Tel:082-424-6944 

2019年4月15日月曜日

アフリカ教育研究フォーラム「優秀研究発表賞」


4月12日~4月13日に開催された、第23アフリカ教育研究フォーラムにて、 ザンビア特別教育研究プログラムの薄田孝誠さんが「優秀研究発表賞」を受賞しました。

研究成果発表題目 
ザンビア中等学校教員の信念と職能成長ーエスノグラフィー的手法を手がかりにー(Secondary school teachers' beliefs and their professional development in Zambia: Using an ethnographic approach


薄田さんは2017年1月から2019年1月までザンビア特別教育プログラムでJICA海外協力隊員としてザンビアに派遣され、現在、広島大学大学院国際協力研究科博士課程前期に在籍中です。



2017年4月16日日曜日

修了しました!

ご無沙汰しております。東です。

3月に国際協力研究科,ザンビアプログラムを修了し今月より社会人となりました。
まだ,仕事を始めて2週間ちょっとしか経たないですが,研究室にいたことやザンビアで過ごした時間が遠い昔のように感じてしまいます…笑

現在まだ研修中ですが,就職先が教育系の企業であることもあり,ザンビアプログラムにて実際にザンビアのフィールドを見て感じたことや学んだこと,日本に帰って修士論文を書く際に考えたことなどこれまで学んだ経験が活かされてるように思います。
おかげ様で,研修にてより深く学べているように感じます。


4年間,様々なことがありました。研究のために夜遅くまで研究室に残り勉強していたことや,時には徹夜をしたことも何度かありました。
また,ザンビアでは教員として授業を受け持つ傍ら,生徒達や村の人たちとザンビアのことを知るためにいっぱい話をしたり,お酒を飲んだりと様々な時間を過ごすことができました。
楽しい思い出もいっぱいありますが,時には騙されることや裏切られることもあったり,受け持ちの生徒が亡くなってしまうなど悲しいこともたくさん経験しました。


日本とザンビアで様々な経験を積むことができたことにより,心身的に大きく成長することができたように思います。

これまで積んだ経験を生かして行きながら,新天地にてまた頑張っていきたいと思います!



2017年3月29日水曜日

ザンビアに赴任して

 2016年度4月にIDECに入学しました、薄田孝誠と申します。大学院では教育開発を学んでいますが、3月までは兵庫教育大学で学校教育学を専攻していました。

 私がザンビア特別教育プログラムに参加すると決めてから、約2年も準備期間がありました。その間、IDECではザンビア関連の文献を読んで勉強していたので、ザンビアという国を紙面上でしか認識したことがありませんでした。なので、いざザンビアの地に降り立った時は自分が本当にザンビアにいるのかわからなくなるくらい、不思議な感覚になりました。ザンビアって本当に存在する国なんだと、その時に実感しました。小さな夢が叶ったような思いがしました。

 現在、ザンビアに到着してから約2か月、任地の中等学校に赴任してから約1か月が経ちました。授業も本格的に始まり、一週間に15コマの授業を担当しています。物理をグレード10の生徒に、数学をグレード8の生徒に教えています。物理の授業では、黒板を書き写すだけの授業ではなく、実験を多く取り入れようとしています。

 最近では、物体の中心を見つける実験を行いました。物体にピンを通して、重りのついた紐をピンにかけて、紐が静止した時に紐に沿って物体に線を描き、それを2か所の別の点からも行い、3つの線の交差する点が物体の中心であるというものです。私の配属されている中等学校では実験器具が豊富に揃ってはいないので、今回の実験では身近なものを代用して行いました。写真ではよくわかりませんが、物体をスタンドに固定するコルクがなかったので生徒が普段食べて捨てているメイズの芯を、物体に刺すピンがなかったので、ペンのキャップを、紐に通す重りがなかったのでペンを代用しました。生徒たちは自分たちが持っているもので実験を行っているのがおかしいのか、楽しそうに取り組んでいました。
 

 もうすぐでテスト期間に入り、1か月の休み期間が始まります。この間に次の学期の授業準備と研究を進めていきたいと思います。


2016年3月1日火曜日

西条に帰ってきました!

お久しぶりです。東です。


帰国してからだいぶ経ってしまいましたが、2014年1月から20161月までザンビアにて理数科教師として活動をおこない、2年ぶりにIDEC、そして馬場研に戻ってきました。


久しぶりに西条に戻ってきました。IDECに入学しザンビアに行くまで約半年しか住んでいなかったこともあり、西条の景色を見ても、大学を見ても昔見た景色をはっきりと思い出すことができなかったこともあり違った意味で新鮮な気持ちになりました。


益子さんも帰国時に書かれたブログで話されていましたが、私もザンビアではとても田舎の地域に住んでいたこともあり昔は田舎だと感じていた西条がとても快適な都会に映るようになりました。ゆめタウンがあること、食べたい食べ物(ラーメン屋やお好み焼屋)さんに行っても商品をきちんと提供してくれること、道路は土でデコボコではなくどこも綺麗に舗装されていること、バスも時間通りに来ること、水は井戸から水汲みをしなくても水道をひねれば出ること、電気も滅多に停電しないこと。。。。


あげればきりがないくらい快適な大都会です。本当に十分すぎます。


研究室の場所が変わったことと、中にいるメンバーが変わったこともあって昔いた場所であるにもかかわらず、とても新鮮な気持ちになりました。

そんな西条と馬場研で過ごすのも残りわずかなので、就職活動と修論の執筆と毎日忙しい日々を過ごしていますが、ここでの生活も楽しみたいと思います!