Gyebaleko(お疲れ様です)!
2020年入学のザンプロ生、清水研の小田侑佳です。
現在、3学期(9月~)も終盤で、12月にはウガンダに派遣されて1年が経過します。
時が経つのが早すぎて、「私はこの一年で何かできたかな…」と悩む日々です。
さて3学期の秋分の日、2022年9月23日に「透明半球を用いた太陽の動きの観察」をしました!
朝一番に、校庭に透明半球を設置しました。晴れていてよかった!
透明半球の設置
設置していると、「なんだ、なんだ?」と先生たちが集まってきました。
そして、第一回透明半球講座をしました。
先生たちは透明半球を見るのが初めてで、興味を持って質問してくださいました。
ここで日本にいる皆さんに質問です!
日本(北緯35度程度)では、太陽は「東からのぼり、南を通り、西にしずむ」と学習します。
では赤道直下にあるウガンダではどう動くでしょうか?
(ヒント:下の写真)
赤道直下に位置するウガンダでの太陽の動き
正解は、ウガンダでは「東からのぼり、真上を通り、西にしずむ」でした!
東からのぼって西に沈むのは万国共通ですが、緯度によって太陽の動きは変わります。
日本、アメリカなど北緯に位置する国では「南を通って」、オーストラリアなど南緯に位置する国では「北を通って」になります。そしてウガンダ、シンガポールなど緯度0度に位置する国では90度、つまり「真上を通って」になります。
実際に透明半球を使用して観察しているときは「本当に真上を通っている!!」と感動しました。
休憩時間には、児童から質問され、ミニ講座を開きました。
そこで「日本では、太陽は東からのぼって、南を通って、西にしずむんだよ」と教えましたが、いまいち説明が難しかったです…
「日本で記録をとってくればよかったなあ」「地球儀が欲しいなあ」とか思いました(笑)
透明半球ミニ講座
この光景を見ると、「与えられた算数・体育」だけでなく「理科実験」も積極的にしていきたいなと思いました。
この年末は約2か月ある一番長い長期休みなので、この間に来年度の実験準備ができたらと思っています!
余談
前回投稿した「空手」ですが、3学期2週間ほど児童に教えました!
道着の説明をしている風景
回を重ねるごとに、児童の体幹が強くなっていくのが感じられました。
しかし「すぐ飽きてしまう」という忍耐力の低さが課題だと感じました。
正拳突きの指導
1年目はすべて手探りで行ってきました。予測できないことが起きるばかりで、楽しく感じるときもあれば、いらいらすることもありました(笑)
2年目は、自分のやりたいことを着実に行っていければと思います。