2012年12月16日日曜日

11月に行われたイベント


 ザァーザァーと大量の雨が降る、雨季に入ったザンビアです。乾季に比べ雨季の夜は気温が急激に下がるため、快適に眠ることができます。

11月は、柔道日本大使館杯、そして先輩隊員の任地でのスポーツ×日本文化紹介イベントと2つのイベントがありました。私は、ソーラン隊として両方のイベントに参加してきました。今回は、それらのイベントについて紹介していきたいと思います。

柔道日本大使館杯。これは、ザンビア人と日本人が柔道を通して交流を深めるイベントとして1986年から開催されているそうです。ザンビア人の柔道は、とても迫力があり日本の伝統的スポーツと言えども、日本人顔負けでした。ザンビア人と日本人が真剣に試合に臨んでいる姿を見て「国境を超えたスポーツによって、相互の絆を深められるものであるな。」と改めて実感しました。「このイベントによって、多くのザンビア人が柔道に好感をもち、柔道を始めるきっかけのひとつになればいいな。」と思いました。

 
スポーツ×日本文化紹介イベント。このイベントは、日本の文化や食事の紹介と共にスポーツを通して交流を図り、相互理解を深めるイベントです。ソーラン隊の迫力あるダンスから始まり、日本文化紹介、スポーツイベント交流という日程でこの日は進んでいきました。ザンビア人の子供が踊るソーラン節は純粋でかわいらしく、見ている観客の心を引きつけました。もちろん、私の心も引きつけられました。私は、ソーラン隊だけではなく日本食の一つとして紹介されたカレー作りも担当しました。そして、7月のブログで宣言していた鶏さばきを挑戦しました。鶏さばき宣言から4ヶ月目でやっと実行の時がきました。まちに待った鶏さばき。もちろん平然と鶏をさばくことはできず、終始「ギャーギャー!」と騒ぎながらの作業でした。終始、騒いではいましたが、怪我をすることもなく、無事に鶏をさばくことができました。1117日は、私にとってザンビアで初の鶏さばき記念日となりました。さばいた鶏はチキンカレーとして、みんなで美味しく頂きました。スポーツイベントでは、ザンビア人対日本人でバレーボールとサッカーの対戦を行い、久しぶりに熱く燃えたスポーツ対戦でした。この日は、内容の濃い充実した楽しい一日を過ごすことができました。

そして、今回のイベントを終えて「自分の任地のカブエでも配属先の学校と周辺の地域住民を巻き込んだイベントを開催したいな。」と思いました。私の配属先の学校は、日本人ボランティア受け入れが初めてであるため、日本についての理解が希薄な部分があります。なので、文化交流イベント等を通してザンビアと日本の異文化相互理解へ繋がる機会を提供できたらと考えています。またそのようなイベントを通して、ザンビアと日本の交友関係も更に深めていきたいと思っています。「あんなイベントやろう!」、「こんなイベントやろう!」と、イベントのことを考えていたら、何だか気分がワクワクしてきた樺島からの11月のブログ更新でした!