2014年10月27日月曜日

UNZAワークショップ

だいぶ時間が経ってしまいましたが、今年の8月に広島大学とUNZA共催でワークショップを開催しました。

昨年のワークショップではザンビアに来たばかりとのこともあったので準備にはほとんど参加しなかったのですが、今回はワークショップのまとめ役として参加させて頂きました。


主に広大とJICAと隊員とのやりとりや当日の運営を仕切らせて頂き、当日の運営も多少の変更はあったものの無事終えられたこと、終了後のMTGでもUNZAの教授陣からよかったとの声がありほっとしました。これもスタッフが皆協力して動いたこと、準備の段階からUNZAの教授達もミーティングに参加して下さったおかげだと思います。来年は参加しませんが、さらに良いワークショップになることを願っています。

2014年10月20日月曜日

ザンビアと似ている西条

2年ぶりに西条に戻ってきました。同じ年にIDECに入った同期みんなでよく研究室や家、居酒屋でワイワイしたのを思い出し、なんだか懐かしく感じると共に先に卒業してしまった同期が居ないことにしんみりしていました。笑


私が卒業するまでお世話になるアパートの周りは山と田んぼで囲まれています。自然が多いザンビアに雰囲気が似ています!ザンビア並みではないのですが、東京と比べると見える星の数々。ザンビアでよく夜の空を見上げて癒されていたので西条でも星が見れてハッピーです。そして、西条の周りの人はみんな優しい人ばかりです。引っ越してきて、大家さんから自転車とフライパンを頂いちゃいました。そして、学校に行く途中に布団屋さんがあったので寄ってみましたら、布団屋さんの夫婦から畑で採れたてのトマト、オクラ、ピーマンを頂いちゃいました。ザンビアでも畑で採れた野菜で料理していましたのでまたまたザンビアを思い出しました。日本に帰ってきてもこうやってザンビアの話との共通点をいっぱい発見でき、ザンビアとずっと繋がっていられることがなんだか嬉しいです!!



9月末に行われた修士の中間発表も無事に終わり、少し落ち着き山に囲まれながらのんびりと過ごしています。中間発表で多くの人たちからアドバイスを頂き、自分がやるべき課題を得ることが出来きました。10月末に2つの学会で発表する予定ですので、それまで得た課題に向けて取り組んで準備していきます!!

2014年10月13日月曜日

当たり前の変化

私の学校には田舎にあるにもかかわらず、スコットランドの学校との姉妹協定のようなものがあります。それぞれの学校の生徒と教師が1年おきにスコットランドとザンビアを行き来しています。

今年はうちの学校から生徒と同僚がスコットランドに行く年でした。私の教え子の1人がスコットランドに行ったらしく、私にスコットランドでのことを「It was very nice!」とすごく嬉しそうにと話していました。その生徒が「日本の学校はどんな感じなの?」と聞いてきたので、「スコットランドの学校とそんなに変わらないと思うよ」と返すと、「ザンビアの学校を見て感じることはある?うちの学校は机も全員分ないし、窓も壊れてるし…」と生徒が聞かれた際にはっきりとした答えることができませんでした。

その瞬間に今自分の見ている学校の風景が当たり前のものになってしまい特に違和感を感じなくなっていたことに気が付きました。ザンビアに慣れたという面ではいいことなのだと思うのですが、日本人としての視点も忘れずに持ち続けなければいけないなと感じました。日頃から気づいたことを記録に残す習慣を作っていきたいと思います。また、スコットランドから帰ってきて勉強へのモチベーションの上がった生徒や今受け持っている生徒の成績向上につながる取り組みももっとがんばらないとなと改めて感じた瞬間でした。


2014年10月6日月曜日

中間発表


9月末、IDECで研究に関する中間発表がありました。これは、IDECの学生が研究の進捗状況を発表することで、様々な方から研究に対する助言を頂くものです。きちんと発表ができるか緊張しましたが、無事に終わりホッとしています。ただ、論文提出締切日まであと4か月ほどしかないので、のんびりしていられません。先生方からのアドバイスを基に、もっと内容を深く掘り下げていきたいと思っています。

 今回、樺島さんはザンビアの妊娠した女子生徒の復学について、私は理科学習における生徒の興味関心と躓きについて発表しました。どちらも、私たちの2年間の活動の中から得られた知見ですので、肌で感じたことを忘れずに、論文を書いていきたいと思っています。


修士論文は、ザンビアプログラムの集大成でもあります。青年海外協力隊としての活動は終わりましたが、その活動で得られたことを研究によってザンビアに貢献するというのが私たちの目標であり使命です。というわけで、まだ活動が終わったという気がしないのは私だけでしょうか?笑 もしかすると、私たちの活動期間は実質4年なのかもしれません。壮大なプログラムですね!!頑張らねば~!!