2014年10月13日月曜日

当たり前の変化

私の学校には田舎にあるにもかかわらず、スコットランドの学校との姉妹協定のようなものがあります。それぞれの学校の生徒と教師が1年おきにスコットランドとザンビアを行き来しています。

今年はうちの学校から生徒と同僚がスコットランドに行く年でした。私の教え子の1人がスコットランドに行ったらしく、私にスコットランドでのことを「It was very nice!」とすごく嬉しそうにと話していました。その生徒が「日本の学校はどんな感じなの?」と聞いてきたので、「スコットランドの学校とそんなに変わらないと思うよ」と返すと、「ザンビアの学校を見て感じることはある?うちの学校は机も全員分ないし、窓も壊れてるし…」と生徒が聞かれた際にはっきりとした答えることができませんでした。

その瞬間に今自分の見ている学校の風景が当たり前のものになってしまい特に違和感を感じなくなっていたことに気が付きました。ザンビアに慣れたという面ではいいことなのだと思うのですが、日本人としての視点も忘れずに持ち続けなければいけないなと感じました。日頃から気づいたことを記録に残す習慣を作っていきたいと思います。また、スコットランドから帰ってきて勉強へのモチベーションの上がった生徒や今受け持っている生徒の成績向上につながる取り組みももっとがんばらないとなと改めて感じた瞬間でした。