2015年2月23日月曜日

大統領補欠選挙

ザンビアでは昨年10月に大統領が逝去したことに伴い年明けに大統領補欠選挙が行われました。

暫定ではあるものの、アパルトヘイト政策以降初の白人大統領が誕生したこともありザンビアの大人の話題は選挙のことが多かったように思います。テレビで流れる政治の情報を聞くなり、スタッフルームで議論をする同僚の姿をよく見かけました。学校だけでなく、僕がよくスコーンを買いにいくレストランでもよく政治の話題がでていました。色んな場面を通してザンビア人の政治の意識の高さに驚きました。

選挙活動期間に入り、選挙活動が激化するところはルサカやカブエ等の都市のみだと思っていました。しかし、ムコンチのような小さな村でも選挙カーが訪れ選挙活動が行われていることにびっくり。さらには、政党支持者間の対立による暴動も目にする機会がありました。学校から少し離れたところでも政党支持者同士が石を投げ合ったり、けんかのような暴動もおきていました。なぜ、そこまでして戦うかは僕にはよく分かりませんでしたが、政治がザンビア人の生活に大きな影響を及ぼすことを肌で実感させられました。
選挙活動は選挙カーによる活動だけにとどまらず、各党の候補者の顔をあしらったチテンゲを配布していたり、中には候補者の歌もあることにビックリしました。

結果は、僅差ではありますが現政権を握る与党の勝利に終わりました。


政治にすごく関心をもつザンビア人にならい、僕も日本に帰ったら政治のことに関心をもっていきたいなと感じました。


ザンビア特別教育プログラムHP: http://home.hiroshima-u.ac.jp/zamproba/