5月13日(火)に広島大学の学部生対象に、ザンビア特別教育プログラムの説明会を行いました。説明会では、まずプログラムの概要を説明し、その後、質疑応答になりました。今回の参加者は概ね1年生で、海外、国際協力、青年海外協力隊等に興味があり、具体的にどんなことをやりたいのか、できるのかを模索している方が多かった印象でした。
ここでは、参加者の皆さんから出てきたいくつかの質問と参考情報を紹介しますので、青年海外協力隊や国際協力に興味が少しでもある方は是非、読んでみてください。
【質問1】青年海外協力隊ってどんなシゴトをするの?
【参考情報】
開発途上国からの要請(ニーズ)内容は多岐に渡り、120以上の職種(シゴト)があります。助産師や自動車整備など、特定の資格やスキルを必要とする職種もあれば、コミュニティ開発や青少年活動など、特に資格等を求められない職種もあります。
ねらい目職種トップ3
1位
|
理科教育・数学教育
|
2位
|
小学校教育
|
3位
|
幼児教育
|
新卒での参加者が多い職種トップ3
1位
|
コミュニティ開発
|
2位
|
青少年活動
|
3位
|
小学校教育
|
引用:国際協力機構(JICA)「5クリックでよく分かる青年海外協力隊」
<http://www.jica.go.jp/volunteer/5step/index.html>(アクセス:20014年5月14日)
参考:国際協力機構(JICA)「職種・要請を見る」
<http://www.jica.go.jp/volunteer/application/seinen/job_info/>(アクセス:20014年5月14日)
【質問2】指導できるような技術がないのですが、参加することができるでしょうか?
【参考情報】
多くの開発途上国は社会的にも経済的にも数々の課題を抱えています。協力隊は途上国の人々とともにこれらの課題を克服するための協力活動ですので、何らかの「技術」や「知識」を持っていることが必要です。
しかし、ここでいう「技術」とは、例えば自動車整備といったハード系の技術から、コミュニティ開発のための創意工夫能力といったソフト系の技術まで、幅広くとらえています。特に後者については、その人の創造性こそが技術力になるとも言えます。
引用:国際協力機構(JICA)「よくある質問」
<http://www.jica.go.jp/volunteer/application/seinen/qa/answer.html#qb-5>(アクセス:20014年5月14日)
【質問3】JICA青年海外協力隊と広島大学の連携プログラム「ザンビア特別教育プログラム」に参加するメリットは何ですか?
【参考情報】
・ザンビアプログラムは、2002年から実施され25名以上の先輩がおり、派遣前にその先輩からザンビアの問題点や現状について、より詳細に聞くことができるところ
・先行研究等本で読んで学んだ理論が、ザンビアに派遣された自分の目の前で実際に起きており、「理論」と「実践」の繋がりを肌で感じ、学べるところ
・青年海外協力隊参加期間を含め標準の課程として3年6ヶ月で修士の学位が取得できるところ
参考:ザンビア特別プログラム「FAQ」
<http://home.hiroshima-u.ac.jp/zamproba/faq.html#f1>(アクセス:20014年5月14日)
【質問4】広島大学大学院国際協力研究科の入試ってどんな問題がでるのですか?
【参考情報】
広島大学中央図書館で入試過去問題(過去3年分)を閲覧することができます。
引用:広島大学「入試問題(過去問)公開」
<http://www.hiroshima-u.ac.jp/nyushi/gakubu/gakubu_kakomon/>(アクセス:20014年5月14日)