2013年2月21日木曜日

教員養成校での授業

 

広島大学のg.ecbo遡上教育プログラムにてザンビアに来ています。

この2週間はコッパーベルト州にあるムフリラ教員養成校を拠点とし、
地区の高等学校での調査及び、教員養成校での授業補助を行っています。

ムフリラ教員養成校は、ザンビア国内に2つしかない、
高等学校の数学の教員資格が取得できる学校の一つで、
各学年約100人の生徒が将来の数学教員を目指し学んでいます。


3年間を通し「数学」と「教授方法」の授業が行われており、
第2学年の1~3月には模擬授業が、4~6月には教育実習が、
さらに第3学年の1~3月にも教育実習が行われます。

模擬授業では事前に生徒が指導案を作成し、その指導案を教員が確認し、
その指導案に基づいて20分の授業が行われます。
その後、学生間での意見交換、教員の講評が行われます。

ザンビアの数学授業パターンである、
例題の説明→演習という流れが多いですが、
各生徒が工夫を凝らし行う授業は興味深いです。

幸いにもコメントをする機会を与えてもらっているので、
気づいたことをどのように話せば相手に伝わるか、
どのような視点からコメントをすべきかなど、毎日いろいろと考えさせられます。

これまでは高等学校の生徒に数学や理科を教えることに興味がありましたが、
教員養成学校でいつか授業ができればなと思います。