9月から始まった理数科教師としての活動。ザンビアに来てから初めての活動となった今ターム。この3ヶ月は、毎日が必死で本当にあっという間に過ぎていったタームでした。今タームを振り返ると本当に様々なことがありました。今月の記事には、今タームで感じたことや学んだことについて、紹介していきたいと思います。
まず、嬉しかったことについて話したいと思います。第一に、同僚との信頼関係が築けたことです。私が、体調を崩した際に心配して、同僚がご飯を作って持ってきてくれるということがありました。また、スタッフルームで恋愛の話をしたり、深い話をしたり。とてもオプーンな関係が築けていることに対して嬉しさを覚えました。また、自分が受け持っているクラスの生徒が数学教えてほしいーと家まで訪ねてきてくれたりと生徒たちともいい関係が築けていることに大きな喜びを感じました。しかし、その反面、残念な気持ちになることもいくつかありました。国家試験を始める前にカンニングペーパーを所持しているかどうかの確認をするため生徒のボディーチェックを厳密に行なわなければならなかったり、ボディーチェックをしたにも関わらず、試験中にクラスの半分以上がカンニングしている姿を見てしまったり。この姿を見て「一体、この生徒たちは何のために学校に来ているのだろうか。」と困惑してしまう日もありました。また、毎日の生活に余裕をもつことができずに、自分自身を見失っていた時期もありましたがクラスマネージメントの仕方など知ることができたと共に同僚や生徒たちとの信頼関係が築けたことで今では気持ちにも大分、余裕が出てきました。本当に色々なことを感じることができたタームでした。しかし、私にとって、2年間の活動の、良いスタートをきることができたタームだったと思います。良いスタートが切れ、いい方向へと気持ちも上がってきていますので1月から始まるタームでは積極的に行動し、さらに活動の幅を広げていきたいと思っています。次タームから、様々なことに挑戦していきたいと思っていますが、それに伴って、きちんと目標・目的を掲げて活動していきたいと思っています。目標・目的を持つことで、自分のすべきこと、そして、自分の目指しているものが明確になり、自分自身を見失うことなく、より充実した活動を送れるのではないかと考えているからです。そのため、2013年は、既述した目標・目的を念頭に、活動していきます。
今回の写真は、End of the year partyの写真です。様々なことがあったターム。全てがかけがえのない思い出です。「今タームにお疲れ様!」という気持ちを込めてパァーッと同僚と歌って、踊って、と楽しい時間を過ごしました。そして、何より無事に2012年の活動をこのような素晴らしいかたちで終えることができ、本当に良かったと思っています。バイバイ2012年、こんにちは2013年。