みなさん、2013年がスタートしましたが、いかがお過ごしですか?? 私は年越しを、人生で初めて海外で過ごしました。日本は、クリスマスが過ぎると一気に年越しムードがやってきますが、ザンビアにはあまり年越しムードはありません。それでも、私が訪れていたリビングストンでは、新年と共に花火が上がり、メインロードでは交通規制をしてザンビア人が宴を楽しんでいたようです。12月には、南アフリカ共和国のケープタウンへ友人と旅行に行ってきたので、その時感じたことを今回はお話したいと思います。
アフリカの中心国である南アフリカはどのような国なのか、胸を躍らせて行ってみると、そこには大きな貧富の差がありました。高級住宅の横に、ステンレス板で作った家が並んでいるという、衝撃的な光景でした。犯罪が多い国でも知られている南アフリカ、その理由が行ってみてなんとなく分かりました。物心つかない時から、このような貧富の差を見せつけられ、すぐ隣では電気も水道もあり、贅沢な暮らしをしている人達を横目に生活をする。私だったら心が荒んでしまいそうだと思いました。
ザンビアは貧しい国の1つですが、まだみんな同じような暮らしをしているので、アフリカの国の中では犯罪が少なく、穏やかな人が多いのかなと思います。同じ貧しさでも、ザンビアの方が住みやすいと思いました。
そして、南アフリカの観光地や、大きなショッピングモールの近くには、欧米人が主に住んでいて、少し離れた場所に黒人の人たちが暮らしている。まだまだ、アパルトヘイトの名残がありました。
そして、南アフリカの観光地や、大きなショッピングモールの近くには、欧米人が主に住んでいて、少し離れた場所に黒人の人たちが暮らしている。まだまだ、アパルトヘイトの名残がありました。
このような風景を見て、お金もちの人達はどのような感情を抱きながら生活をしているのだろうと、ふと疑問に思いました。南アフリカの政情をよく知らないので、私は何とも言えませんが、貧しさの中にも違いがあることを今回の旅行を通して知った、数少ない経験となりました。