2012年10月6日土曜日

9月から始まった活動についての巻

 9月3日から私の活動は、スタートした。ザンビアの学校は、日本の学校と比べて大体1時間程早く授業が始まる。7時には授業が開始するため教師は6時半には学校に居なければいけない。日本では、ずっと朝方生活を送っていたがザンビアに来てからは夜遅くまで起きていることが多く、夜型の生活になっていたので、きちんと起きられるかとても心配であった。「さすがに初日に寝坊をしてはいけない。」と思い、日本から持参した目覚まし時計とザンビアで購入した携帯の中にある目覚まし時計の2つをセットして、床についた。緊張していたせいか目覚まし時計がなる15分前くらいには、目が覚めてしまった。丁度良い時間だと思い、支度をし、早めに学校に向かった。学校には、既に何人かの生徒や教師たちがおり、会うたびに笑顔で挨拶を交わした。一番初めの記事にも書いたが、アフリカ人は、挨拶をとても大切にする。私も、挨拶をすることはとても大切なことだと思っているので、この習慣にはとても好感がもてる。

 「どんな生徒たちがいるのだろう。」と思いながら教室に向かった。すると、なんと35人のクラスなのにもかかわらず11人しか来ていなかった。35人全員に会えるのを楽しみにしていたので、クラスの半分以上も欠席をしているという状況は、とても残念であった。しかし、ここはザンビア。授業に来ない生徒がいるのは日常茶飯事。気を取り直して自分の自己紹介から始めた。自分の名前を黒板に書くと「日本語で書いて!」とリクエストがあったので、日本後で書くと、教室中にドワッと笑い声があふれた。「僕の名前も日本語で書いてー。」「私のもー。」と生徒たちからたくさんのリクエストを受けた。しかし、「準備していた授業を進めなければならない。」と思い「休み時間にね!」と言って授業を開始した。初日の授業は、「あまり緊張せずに自分らしく、楽しく授業ができたなー。」と思った。

 
生徒たちは、本当に熱心に授業を聞いてくれる。また、授業中の反応も良く「教えていて本当に楽しいな。」と感じる。そして、何より生徒たちが本当に可愛い!!しかし、やはりやんちゃな年頃でもあるため、授業中にぺちゃくちゃと友達と話し始め、クラス全体がうるさくなることもあり、そんな時は少しイラッとする。生徒たちには、しっかりとしたマナーや態度を身に付けて欲しいと思っている。そのため、いつもは穏和な私だかマナーや態度については厳しく指導している。授業中と休み時間の切り替えなど、生徒にはオンとオフの切り替えをきちんとするよう声を掛けている。また、厳しいだけではいけないので、褒めるときは思いっきり褒めるよう心がけている。

私は、教員経験がないためクラスマネージメントの仕方がよく分からないので、クラスをまとめることがとても難しく感じる。しかし、ザンビア人の教師の授業を観察するなどして、クラスマネージメントの仕方を学びたいと思っている。

まだ活動が始まったばかりで大変なことも多々あるが、生徒のみならず同僚との信頼関係も早く築き上げていきたい。また、なかなか生徒の顔と名前が覚えられないので、早く覚えられるよう頑張りたいー。