2015年5月13日水曜日

【セミナー開催報告】国際協力「授業研究でより良い学びをザンビアに」

52日(土)に、独立行政法人国際協力機構(JICA)がザンビアで実施している「授業実践能力強化プロジェクト」でチーフアドバイザーとしてご活躍の中井一芳氏を講師に迎え、教育分野における国際協力の実践についてお話をして頂きました。

本セミナーでは以下3つの内容を、ザンビアでのプロジェクトで収集されたデータを基に、プロジェクト実践者の視点からお話をされました。
1.プロジェクトの概要 -実施とその効果-
2.プロジェクトの質 課題とその解決策-
3.プログラムの運営と管理

具体的には、ザンビアでどのようなプロセスを踏んで授業研究(Lesson Study*)が導入、普及されてきたのか。授業研究の質に関しては、どのようなデータで確認、収集、分析するのか。導入・普及をするにあたり出てきた課題や、授業研究の質に関する課題、そして、それら課題に対してどのような取り組みがとられたのかが、紹介されました。また、ザンビアの他に、フィリピンやインドネシアでの授業研究に関する取り組みの紹介もありました。

受講者は、日本人の他に、カンボジア、フィリピン、インドネシア等の国際色豊かな学生で、上述のザンビアでの取り組みと比較し、自国での課題をどのように改善できるのかを念頭に置いた具体的な質問や、積極的な話し合いが行われました。(同日は、大型連休初日にも関わらず20名近い学生の参加がありました。)


*Lesson Study is a peer-to-peer learning approach where teachers share knowledge and skills to improve teaching through planning, demonstrating, and assessing lessons. It consists of a fellow teacher planning and observing a lesson followed by a discussion with peers about ways to constructively improve these lessons. (Jenny Perlman Robinson / March 25, 2015, Brookings Institute ↓↓↓)

The project’s article introduced by Brookings InstituteEnglish

ザンビアでのプロジェクトにご興味がある方(和文)

最後に、IDEC清水教授より、感謝状が贈られました。

2015年5月11日月曜日

日本—ザンビアを結ぶプロジェクト

昨年の7月末に私のもとへ現職の学校の先生でかつてのザンビア隊員の先輩からある企画へのお誘いを受けました。その企画とは、先輩隊員の勤める日本の学校の生徒からザンビアの生徒達へのメッセージ入りの文房具などがはいったものを送るという企画でした。


日本とザンビアの生徒の交流ができることや、普段の活動ではできないことということもあって快く参加させていただきました。選挙や色んなことが起こり受け取りがおそくなってしまいましたが、先日無事にうちの学校の生徒へ配ることができました。


生徒は日本の生徒達からのメッセージや普段彼らの使っているものとは少し違う文房具に戸惑いながらも嬉しそうにプレゼントを受け取っていました。文房具をもらったお礼に受け取った生徒11人に手紙を書いてもらい、一部の生徒に協力をしてもらいビデオレターを作成しました。手紙の中身には素直に今回のプレゼントに対する感謝や、日本の生徒達へのメッセージ、彼ら自身のことなど色々なことが書かれていました。日本の会ったことのない生徒たちとのやり取りや、プレゼントを受け取った経験は彼らにとってとても新鮮なものであったように感じました。同時に僕自身も普段は見ることのできない生徒達の嬉しそうで楽しそうな表情をみることができて楽しかったです。


ザンビア特別教育プログラムHP: http://home.hiroshima-u.ac.jp/zamproba/

2015年5月4日月曜日

社会人デビュー!!

今年の3月、4年間の在籍期間を終え、IDECを修了しました。振り返ってみると、様々な人に支えられ、終えられた4年間でした。お世話になった皆様には、心から感謝しております。

4月からは企業に就職し、新しい刺激を受けながら毎日過ごしています。今までとは全く違う世界なので、不安なこともありますが、とても楽しいです。なぜなら、異なる経歴を持った人達とお話することができますし、経済の移り変わりを肌で感じることができます。そして、ずっと私は、教員になることを夢みていたので、まさか違う職業に就くとは思いもしませんでした。しかし、中に入らなければ分からないこともあるので、これはこれで良かったのかなと思います。1カ月の研修を終えて、私はまだまだ至らぬ点がありますが、とにかく、今いるところで誠心誠意努力していく次第です。

IDECの先生を始めお世話になった皆様、今までありがとうございました。そして、今後ともよろしくお願いいたします。


ザンビア特別教育プログラムHP: http://home.hiroshima-u.ac.jp/zamproba/

2015年4月27日月曜日

オリエンテーションの実施


49日(木)に、ザンプロ参加希望の2015年度のIDEC入学生にオリエンテーションを実施しました。

オリエンテーションでは、馬場先生からプログラムの概要と共に、これまで(13年間)の修了生を対象に実施した縦断的調査結果の説明がありました。横断的調査結果の説明では、これまでどのような学歴・職歴の方が入学され、どのような研究やザンビアでの活動をされ、卒業後どのような進路・就職に進まれたのかについて触れられました。

その後は、ザンプロOBOGと共に、IDECでの履修科目や、ザンプロ赴任前勉強会、青年海外協力隊の春の募集に係るスケジュールや提出書類等について、座談会を行いました。

この半期は、英語で行われる講義を履修しつつ、協力隊の応募手続きを進め、ザンプロ赴任前勉強会を調整・参加し、且つ、自分の研究テーマを考えていくという、目まぐるしいスケジュールが待っています。一方で、ザンビアをよく知る先生方やザンプロの先輩が近くにいるので、研究・ザンプロについて困ったことはすぐに聞ける、そして、授業は英語、70%が留学生のIDECでは日常会話も英語という、自分磨きの場としては恵まれた環境にあります。参加者にとって、多忙な中でも自分を奮起させ、先輩、留学生から刺激を受け、学び多き充実した半期になるよう期待したいと思います。

ザンビア特別教育プログラムHP: http://home.hiroshima-u.ac.jp/zamproba/

2015年4月23日木曜日

青年海外協力隊の募集説明会で『ザンビア特別教育プログラム』を紹介!!

今年も広島大学で青年海外協力隊の春の募集説明会が開催され、その中で『ザンビア特別教育プログラム』を紹介しました。
持ち時間が10分と限られている中、ザンプロ修了生の中里さんが、このプログラムの特色以下2点に重点を置いて紹介してくれました。

【特色・その1】

ü  協力隊活動の「実践」と修士学生の活動「研究」を経験することで、どちらの活動も相乗的に高めることができる


【特色・その2
ü  ザンプロだからこそ、時間の有効活用が可能
ü  JOCV参加期間を含め標準の課程として36ヶ月で修士の学位取得が可能


これを読んでちょっとでもご興味を持った方は、まずは、広島大学大学院国際協力研究科の説明会に参加してみてはいかがですか。

IDEC学生募集説明会】
日時:2015515日(金)18:1020:00
2015624日(水)18:1020:00
場所:広島大学大学院国際協力研究科 大会議室

直接もっと詳しく話を聞きたい!!という方は、以下にお越しください。ご連絡ください。

【窓口&問い合わせ先】
場所:広島大学大学院国際協力研究科 707号室

ザンビアプログラムに参加中の学生の様子を知りたい!!という方は、見てみてください。

【ザンビア特別教育プログラム・ブログ】

また、説明会の中での『【青年海外協力隊 経験者によるクロストーク!】~協力隊に参加したそれぞれの理由~』で、ザンプロ修了生の高阪さんが経験者の一人として、協力隊参加のきっかけや経験を発表してくれました。

もし、ザンプロ修了生から直接経験を聞いてみたいという方は、広島大学で行われる『留学Week2015』に是非お越しください。国際協力分野での活躍を希望する大学4年生・社会人はもちろん、将来の進路を検討している大学3年生以下の方の参加も大歓迎します。
日時:512() 17:1017:55
    514() 12:0012:45
場所:広島大学 学生プラザ(1F東)


ザンビア特別教育プログラムHP: http://home.hiroshima-u.ac.jp/zamproba/

2015年4月20日月曜日

アメリカからのお客さま

3月に入り突然理科のHoD(教科主任)に呼ばれ彼のもとへ行くと1通のメールを見せられました。そのメールの中にはアメリカのコロンビア大学から視察団がザンビアに来てザンビアの授業研究の視察、教育省等関係者へのインタビューをするというものでした。もっとしっかりと読んでみると、授業研究の視察に行く学校の1つにうちの学校が選ばれていることに気づきました。

「ホントに?」と思わずHoDに聞き返してしまいました。彼らが来るまで約2週間、準備をしなければと思っていた矢先に、視察団がうちの学校に来る日にカピリムポシ地域のスポーツ大会(県大会クラスの大きい大会)が行われることを知りました。スポーツ大会が開かれるということは選手以外の生徒にとっては祝日なるようなものです。そのような中で授業研究だけを行うというのはほぼ不可能であり、行ったとしてもいつもと状況が違うのでとても不自然な形になってしまいます。

「どうするの?」と聞くと、違う学校でやることになったと話していました。今回僕らはオブザーバーとして授業後のディスカッションに参加するという形になりました。

当日に授業研究の開催される学校へ行くと、コロンビア大学から3人の人たちが来て授業研究のデモレッスンを行っていました。この学校のHoDはかつて日本で授業研究の研修を受けた人であることもあり、普段の授業研究から議論をしていたのだと思いますが、授業をやっている先生の質問から日本の授業できくような質問(例えば、授業終わりに「今日は何の勉強をしたかな?」)を聞くことができました。教科は理科ですが、他の学校の授業研究の姿を見ることができたのはとても良い経験になりました。


授業後にコロンビア大学から来ている人たちに話を聞いてみました。時折聞き取れなかったり、僕自身がそのプロジェクトのことを知らないこともあってはっきりとは分からなかったですが…聞いてみると全員修士の学生らしく、ニューヨークのシンクタンクが行っている6つのプロジェクトのひとつにザンビアの授業研究が入っており、そのプロジェクト評価のため来ているということを話していました。彼らがザンビアに来る前から教育省から関係者へのレターを出して事前に知らせていることや、当日も教育省の偉い人をつれて授業研究を見に来る等準備のすごさというか、力の強さを感じました。

今回、残念ながらうちの学校で授業研究を行っている場面をみてもらうことはできなかったですが、他の学校の先生との交流や教育省の人と話をすることができたり、同じ修士の学生が調査をしている一場面を垣間みることができてとても良い経験ができました。
僕自身も残りのザンビアでの活動をがんばりたいと思います。

* この調査はブルッキングス研究所のMillions Learningプロジェクトの一環で実施され、調査結果はブルッキングス研究所のHP上に公開されています。

ザンビア特別教育プログラムHP: http://home.hiroshima-u.ac.jp/zamproba/

2015年4月19日日曜日

【セミナー開催】国際協力「授業研究でより良い学びをザンビアに」

独立行政法人国際協力機構(JICA)がザンビアで実施している「授業実践能力強化プロジェクト」でチーフアドバイザーとしてご活躍の中井一芳氏を講師に迎え、教育分野における国際協力の実践についてお話をしていただきます。同プロジェクトは、日本でおなじみの授業研究を取り入れて、ザンビアの学校の先生達が子どもたちによりよい授業ができるよう技術的な支援をしています。国際協力(教育)の仕事ってどんなことをするの?、アフリカ南部ザンビアの教育ってどんな感じの?、開発途上国での技術協力プロジェクトってどんなことをするの?等、国際協力、特に教育分野にご関心がある方は、是非ご参加ください。

【演題】
Can Lesson Study change Teachers and their Lessons in Africa? :Experience in Zambia on the Introduction of Lesson Study and Kyozai-Kenkyu
【講師・Speaker】
中井 一芳 氏
(JICAザンビア授業実践能力強化プロジェクト・チーフアドバイザー)
【日時】
2015年5月2日(土) 10:30-12:00 & 12:50-14:20
【場所】
国際協力研究科 201教室
【言語】
英語
【問い合わせ先】
国際理数科技術教育協力実践プロジェクト研究センター
Email: intlscim@hiroshima-u.ac.jp
Tel:082-424-6944


International Cooperation 
"For Better Learning through LessonStudy in Zambia"
Title 
Can Lesson Study change Teachers and their Lessons in Africa? :Experience in Zambia on the Introduction of Lesson Study and Kyozai-Kenkyu
Speaker 
Mr. Kazuyoshi Nakai (Chief Advisor, JICA "Zambia Strengthening
Teachers' Performance and Skills Project")
Date 
May 2nd (Sat.), 2015
Time :
10:30-12:00 & 12:50-14:20
Venue
IDEC 201
Language 
English
Contact
The Center for Research and Practice of International
Cooperation in Science, Mathematics and Technology Education
Email: intlscim@hiroshima-u.ac.jp
Tel:082-424-6944

ザンビア特別教育プログラムHP: http://home.hiroshima-u.ac.jp/zamproba/