6月24日(水)にIDECの修士修了生であるベンソン・バンダ氏(ザンビア教育省国立科学センター長)が「ザンビアにおける現職教員の職能成長に関する制度」ついて発表しました。
ザンビアでは、基礎教育へのアクセス拡大に対する取り組みの結果、初等教育では90%を越える純就学率を達成しましたが、東南部アフリカ地域学力比較調査の結果(6年生の計算運用能力:参加14カ国中最下位)が示す通り学習達成度は低く、依然と教育の質に大きな課題を抱えています。このような状況下で、ザンビア教育省は教育制度の質と効果は教員の質に大きく左右されるという考えから、現職教員の職能成長に関する制度(SPRINT:School Program of In-service for Term)の構築に取り組んできました。