6月4日に、赴任前の3回目の勉強会が開催されました。3回目の勉強会では、ザンビアでJICA(国際協力機構)が実施している教育分野の技術協力プロジェクトの紹介が、元プロジェクト専門家よりありました。発表は、以下4点について説明でした。
1.JICAの仕事(青年海外協力隊を含む)
→JICAが青年海外協力隊以外に、どのような業務(活動)を実施しているのか説明がありました。
2. ザンビア共和国教育セクターの概要
→ザンビアの教育システムや進級試験、小学校や中学校への就学率、教育の質を見るための進級試験の合格率等についての説明がありました。
3. プロジェクトの背景
→プロジェクト開始される前に、ザンビアの教育セクターでどのような課題があり、ザンビア教育省がその課題にどのような対策を取ろうとしていたのか、それに対して、JICAが日本としてどのような技術的支援を検討したのか等、プロジェクト実施の背景に関する説明がありました。
プロジェクト活動の様子
4. プロジェクトの概要
→実際に、ザンビア教育省と共に、JICAが行っているプロジェクトについての説明がありました。詳しくは以下にありますので、ご興味がある人は、どうぞご参照ください。
ザンビア 授業実践能力強化プロジェクト
プロジェクト活動の様子
参加者からは、ザンビアの先生が研修に参加するモチベーション、教育政策の現場への普及にかかる課題等の質問が出て、プロジェクトからの視点のみではなく、学校現場の視点として、ザンプロ経験者からも説明があり、最後には、日本の状況も踏まえ、有意義な話し合いになりました。
次回は、ザンプロ経験者より、基礎教育学校(1年生~9年生)での活動や生活状況などを紹介してもらう予定です。